内容説明
勝負事は“洞察とギャンブル”の心理戦である。最高指揮官の「頭脳と情報戦略」。
目次
はじめに 秋季キャンプ監督訓示
第１章 反骨心をもて―月見草という名の草魂
第２章 エースと四番の条件―不真面目な優等生が大成する
第３章 指揮官とは説得業である―リーダーの器
第４章 一流が一流を育てる―勝負事は“洞察とギャンブル”の心理戦である
第５章 弱者の戦い―敵を知り、己を知るということ
第６章 適材適所と意識改革が組織を変える―日本一への「再生」プロセス
第７章 いい仕事は必ず誰かが見ていてくれる―天才は妥協しない
あとがき 自己コントロールとは、欲から入っていかに欲から離れるかにある
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
18
中日の山井の日本シリーズあと1回抑えれば完全試合の場面で野村監督なら続投させたと。憎まれ口叩くけど、選手のことを考えていると思う。打者を4つに分類したり、捕手の4つの鉄則は現役なら勉強になる。2017/02/11
しーふぉ
12
野村監督の生い立ちから考え方が分かる一冊。野球のことをよく知っていて、才能を見抜く目も確か。自己顕示が目立つのが玉に瑕。2015/09/22
きみこ
9
エースは作るものではない。連れて来るものだ。 不真面目な優等生が大成する。 等々、日頃、心に浮かぶ漠然とした思いがはっきりと気持ちよく活字としてこの本には書いてあり読みながらニヤニヤ;-) スポーツって面白いな～。 野村監督のタヌキ加減も面白くて魅力的！2013/09/11
たーくん
5
市図。KKベストセラーズ。人生訓もあり。野球を追及する眼。 2009/04/18
田中
3
野村監督の少年時代から南海ホークスへの入団に至るエピソードや、鉄腕稲尾を打ち崩すための攻略研究等、読みどころがいっぱいあって面白いです。 野球を深く探求した人ならでわの視点と言葉が随所にあって勉強になります。この本を読んでから野球の試合を見ると、より多面的に楽しめると感じます。2013/05/16
