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りぶらりあ選書
創造性とは何か―その理解と実現のために

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  • サイズ B6判/ページ数 185,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588022364
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C1337

内容説明

“創造性”は新奇なものや思い付きの思考・探究ではなく、知識と技能を踏まえ想像力と結合した動的な発展から達成される。従来の“創造性の神話”の誤解を正し、哲学的視点から“創造性”の理解と実現に導く。

目次

序(“創造性”についての歴史的背景;今日の見解;今日の見解に伴う問題点)
第1章 創造性とは(創造性、目新しさ、そして連続性;芸術;科学と技術;数学;日常生活での問題解決と創造性;要約)
第2章 価値(芸術の価値;科学の価値;芸術と化学;要約)
第3章 成果、過程、人(成果;過程;人;要約)
第4章 規則、技能、そして知識(規則と芸術;規則と科学;知識と問題解決)
第5章 創造性にさらに付け加えるもの―想像力(創造性に技能と、さらに付け加えるもの;科学と、創造性にさらに付け加えるもの;アイデアの着想と批判;心情と態度;創造性を育成すること)

著者等紹介

ベイリン,シャロン[ベイリン,シャロン][Bailin,Sharon]
1970年カナダのトロント大学卒業後、83年に同大学から教育哲学で博士号を取得。その後教育哲学会会長などを歴任。現在、カナダのシモンフレーザー大学名誉教授。創造性、美学、芸術教育、演劇教育を専攻。ベイリンの代表作である本書『創造性とは何か』はカナダ教育基金協会(CAFE)出版賞を受賞

森一夫[モリイチオ]
1937年生まれ。大阪市立大学大学院理学研究科(化学専攻)修了。教育学博士(広島大学)。現在、大阪教育大学名誉教授、日本教育大学院大学教授、大阪総合保育大学教授、日本理科教育学会名誉会員(元会長)

森秀夫[モリヒデオ]
1974年生まれ。北海道大学大学院理学研究科(数学専攻)後期博士課程修了。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シフ子

1
141ベ:学校の勉強が創造性をつぶすのではないかという疑問から読む。創造性には技能を修得することが大切であり「その分野を躍進させ発展させるために規則を超えたり変更したりできる」p138という一説に納得。ただ論文形式による専門書の類になるようで 歴史や研究に鑑みた表現や専門用語も多く これを読むための下読みが必要で 図書館で借りたはいいが 精読する気にならず敗北。2009/10/18

hidemaro

0
創造性自体を定義することの難しさを実感。 心理主義的な発想に盲信しすぎるることの危険さはわかるが,棄却する必要はないような気がする。2019/01/25

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