お探し物は図書室まで

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お探し物は図書室まで

  • 青山 美智子【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ポプラ社(2020/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591167984
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?
人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。
彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。

仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。

狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。
話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集......。

そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。 「本の付録」と――。

自分が本当に「探している物」に気がつき、
明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

内容説明

お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?悩める人々が立ち寄った小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押しします。『木曜日にはココアを』の著者が贈る、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

著者等紹介

青山美智子[アオヤマミチコ]
1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。第28回パレットノベル大賞佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。同作と2作目『猫のお告げは樹の下で』が未来屋小説大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

1409
本屋大賞にノミネートされたので読みました。ノミネート作品既読9/10、青山 美智子、初読です。本書は、本屋大賞ノミネート作品らしい図書室司書ハートウォーミング連作短編集の佳作でした。但し、大賞受賞程のインパクトはないような気がするので、最終順位は4~7位ではないでしょうか? 私は図書館に年間100日ほど行っていると思いますが、一度もレファレンスをお願いしたことがありません(笑)2021/03/08

しんごろ

1374
無愛想で体の大きな司書さん。人目見れば印象も十人十色。そんな司書さんが選ぶ選書は、心の隙間を埋める隠し玉の本を用意してくれる。それが、見事に新たな気づきを与えてくれる。何かに躓き、悩み、壁にぶち当たれば、あなたのいる図書室に行くよ。もちろん付録も楽しみ。あなたの好みのお菓子ではないけれど、六花亭のお菓子でも差し入れしたい。そして「何をお探し?」と聞かれれば、迷わず僕はこう答える。「青山美智子の新作を」と。またもや青山美智子作品で心がぽかぽかになりました。青山美智子作品は僕にとって最高の精神安定剤です。2020/11/30

さてさて

1331
長い人生の色んな場面を象徴する五人の主人公それぞれが、今の自身の立ち位置に悩み、出口を求めて苦闘する姿が描かれるこの作品。短編と短編の間に張り巡らされた伏線の数々が五つの短編を一つに編み上げていく絶妙な構成が光るこの作品。誰だって気づきを得ることができる。誰だってやり直すことができる。そして、誰だって無限の可能性に向かって進んでいくことができると気づかせてくれたこの作品。前を向いていく主人公たちの姿に、熱いものが何度もこみあげてくる絶品でした。青山さん、力いっぱいの勇気と希望をありがとうございました! 2020/12/12

bunmei

1215
温かくて、疲れた心を癒してくれる、ハートフルな世界観が広がる一冊。仕事や人生に行き詰まりを感じていた人達が、小さな図書室を訪れることで、新たな一歩を踏み出していく。そしてそこの司書がちょっと不愛想だけど、その人にピッタリの本をリファレンスしてくれる。その本によって、今の自分を見つめ直し、新しい扉を開く決意をする主人公達。それは、決して本に人生を動かす力があるわけでなく、読む人がそういう読み方をし、そう考え、行動に移した結果である。そして、その人の内なる衝動こそが、人を高みへと導く原動力なのだろう。 2021/01/26

けいご

1170
辛い事や大変な事を耐え抜きながらも何かを積み上げる様に作り上げた日々が突然無くなったり失ったりした時は、心の動く方向へ少しずつでもいいから歩いてごらん?役に立つ事、必要な事に目を向けすぎて気がつかなかったかもしれないけど最初からアナタの心はここにある事に気がつくから。そう言われた気がする一冊でした★世間の流れももちろん大事ではあるけれど自分の心の流れる方向も大切にしたいな〜っとも思いました。本当の意味での社会が感じとれる様になれたら世界の見え方はもっとキラキラするんだろうな〜w2021/04/24

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