出版社内容情報
水族館で大人気のチンアナゴ。ケンカをしたり寝ぼけたりと、さまざまな表情を見せてくれるのが魅力の生き物です。でも、その生態は意外に知られていません。本書は、親子で楽しめるチンアナゴの写真絵本。解説も入って読み応え充分です。
【著者紹介】
1957年横浜市生まれ。雑誌編集者を経て、現在はフリーランスの写真家として多方面で活躍中。日本写真家協会会員。著書に『ゾウの森とポテトチップス』(そうえん社)、『さがりばな』(講談社)、『オランウータンに会いに行く』(偕成社)など。
内容説明
にょろにょろしているチンアナゴ。ヘビとか、ミミズの仲間みたい!いったいどんな生き物なんだろう?生き物に興味を持つきっかけになる、楽しい写真絵本。
著者等紹介
横塚眞己人[ヨコツカマコト]
1957年横浜市生まれ。雑誌編集者を経て、現在はフリーランスの写真家として多方面で活躍中。日本写真家協会会員
江口絵理[エグチエリ]
1973年新潟県生まれ。日本の出版社勤務を経て、イギリスの出版社にインターン勤務の後、フリーランスの編集者・ライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
125
水族館に行くと、ムーミンのニョロニョロのように、白い砂から頭を出しているチンアナゴ。その知られざる生態にせまる写真絵本。チンアナゴの「チン」はイヌの「狆(ちん)」に似ているからその名がついたそうだ。小さなエビを食べたり、縄張り争いで喧嘩したり、新天地を求めて穴から出て泳いだり、といった行動がいちいちユーモラスで面白い。もちろん、本人にとっては生存をかけた大真面目な活動なのだが。一番笑ったのは食事風景。エサを夢中で食べているうちに、チンアナゴ同士がからまってしまうのだ。まさにチンアナゴ関係のもつれである。2015/04/26
Kawai Hideki
91
先週、娘のリクエストで熱帯植物園にチンアナゴを見に行ったので、復習もかねて再読。エサと間違えてウンチを食べて吐き出すシーンがあるのだが、そこがめちゃくちゃ面白いらしく、何度もその話を繰り返す。2014年11月11日第1刷発行なのだが、1がぜんぶチンアナゴの絵になっている。チンアナゴへの愛を感じた。2015/09/06
さつき
48
読友さんのレビューを見て気になって図書館で借りてきました。チンアナゴ好きの子供たちが大喜び。私も知らなかったチンアナゴやニシキアナゴの身体の構造や習性が書かれていて面白かったです。娘はページの隅にあるパラパラマンガがいたく気に入って何度も見てました。今朝、もう返しに行くのかと寂しそうでした。購入するか検討中です。2017/05/19
かおりんご
42
写真絵本。読み聞かせ用に借りる。これも、読むのが難しそう。さくっと読めるには読めるけれど、周りにいるキャラの台詞まで読むか考えなきゃな。一人読みに期待。2015/11/09
gtn
40
巣穴から出てくれば、仲間と絡まったり、テリトリーを守るための喧嘩をする必要もないのにと思っていたら、次のページでヒョイと出てきた。そこまで馬鹿ではなかった。2020/11/20