目次
第１部 アジアの社会福祉（アジアの社会福祉の特徴と課題；貧困と格差―日本と中国を中心に；子ども家庭と社会福祉；女性と社会福祉；障害者と社会福祉；難民と社会福祉）
第２部 アジア各国の社会福祉（中国；ベトナム；タイ；シンガポール；マレーシア）
第３部 国際機関の活動（国際連合―貧困と感染症問題；世界銀行；国際協力ＮＧＯ／ＪＩＣＡ；グローバリゼーションの中でのアジアの社会福祉の展望）
著者等紹介
桂良太郎［カツラリョウタロウ］
立命館大学国際関係学部教授。専攻は国際福祉論、社会福祉学、家族福祉政策
西郷泰之［サイゴウヤスユキ］
大正大学人間学部人間環境学科こどもコミュニティコース教授。学術博士。埼玉県児童福祉審議会会長、ＮＰＯ法人ホームスタート・ジャパン代表理事。専攻は子ども家庭福祉、地域福祉（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Akihiro Nishio
14
第１章で本書執筆の意気込みが語られ、素晴らしい熱気が伝わるが、各国編になるとネットでも手に入る情報の羅列になってしまい一気にしぼむ。結局、法の施行や各国が出す統計を羅列しても意味がないんじゃないかな。どれだけ法がちゃんと実施されているか、近隣の国と比べてどうなのかという視点が無ければ結局のところよくわからない。そうした領域間比較ができる研究者はいないということなのだろう。2016/08/13
