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いちばんはじめに読む心理学の本
社会心理学―社会で生きる人のいとなみを探る

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623053391
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C3311

目次

第1部 人の特徴(社会的動物としての人間と社会心理学;感情;人を傷つける心、人を助ける心)
第2部 他者とつながる(集団;関係性;社会的自己)
第3部 影響を与える、影響を受ける(社会的影響;態度・説得;文化と心)
第4部 人を、社会を理解する(原因帰属と社会的推論・判断;ステレオタイプ・差別;公正・公平)

著者等紹介

遠藤由美[エンドウユミ]
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(教育学)。現在、関西大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4
社会心理学の教科書としてはわかりやすい。タイトルどおり入門編。個人の感情から社会とのつながり、文化などなど12章に分けて書かれている。じっくり時間をかけて読んでいかないと難しいと思った。2010/10/26

anenyan

2
個人が集団の中において、どんな傾向の行動をとりたがるのか、様々な実験の結果を通して解説している。興味深かったのは、無作為で作った集団の中にいるひとが、報酬の分配を行うとき、集団内の人をひいきして、より多くを分配したという実験結果。人はなんら背景を共有していなくとも、自己の所属する集団外のものを差別する。差別問題はなぜ無くならないのかと思っていたが、人間本来の性質であるとさえ言える。他にも、他人の心を想像できるのはなぜかなど、興味深いテーマがたくさんある本だった。2019/07/15

Shiki Magata-ma

2
人間の性質とはどういうものかという点で頭の片隅に置いておくとよい知識ばかりである。2017/10/05

笹帽子

1
雑多。研究の方法論はスルー気味で、得られた知見を紹介している感じ。中には胡散臭い解釈もあったが、今までにどのような研究がなされてきたのかを知るのには良いと思った。2010/08/22

ソーシャ

0
身近な話題などから分かりやすく社会心理学の理論を説明した入門書。実験内容と実験結果の解釈についてもしっかり書かれていて、社会心理学の思考法について学ぶのにいい本です。「この解釈はどうなのか」と疑問に思う箇所もありますが、そこがはっきりしているのも見方によれば長所かもしれません。2014/01/05

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