教育工学選書2
Lesson Study(レッスンスタディ)

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623076963
  • NDC分類 375
  • Cコード C3337

出版社内容情報

日本の「校内での授業研究(研究授業)」がモデルとなったLesson Studyの最新の動向を解説、諸外国での事例を解説する。日本の「校内での授業研究(研究授業)」がモデルとなったLesson Studyの最新の動向を解説、諸外国での事例を解説する。

はじめに



 第?部 Lesson Studyのバックグラウンド

第1章 Lesson Studyの系譜とその動向

 1.1 Lesson Studyの発端とその展開

 1.2 Lesson Studyに関する研究報告や論文の動向

 1.3 教育工学研究とLesson Study

 1.4 Lesson Studyの世界的な広がり??各章へのイントロダクション



第2章 日本の授業研究と世界の Lesson Study

 2.1 世界に広がる日本の授業研究

 2.2 米国でのiThe Teaching Gap

 2.3 World Association of Lesson Studieの設立

 2.4国際協力機構(JICA)による授業研究のプロジェクト

 2.5日本の大学を中心とする国際協力のプロジェクト

 2.6 JICAプロジェクトを受けた各国の独自の動き

 2.7 授業研究のグローバル化とローカル化の課題

 2.8 日本の授業研究の強みとは



 第?部 欧州における Lesson Study

第3章 英国における Lesson Study

 3.1 英国の教育動向

 3.2 Lesson Studyの普及の背景

 3.3 Lesson Studyの普及

 3.4 英国のLesson Studyの概要

 3.5 Lesson Studyの事例

 3.6 英国におけるLesson Studyの位置付け



第4章 北欧におけるLesson Study

 4.1 北欧の教育事情

 4.2 北欧の教員養成とLesson Studyの関係

 4.3 北欧の現職研修とLesson Studyの関係

 4.4 北欧のLesson Study??スウェーデンのLearning Studyを中心に

 4.5 まとめにかえて



 第?部 北米におけるLesson Study

第5章 カナダにおけるLesson Study

 5.1 教師の成長・発達と授業研究

 5.2 オンタリオ州とグランド・エリー学区の教育・Lesson Study

 5.3 リビング・セオリーに依拠したアクションリサーチ

 5.4 総  括



第6章 米国におけるLesson Study

 6.1 米国の教育改革と教員研修の概要

 6.2 Lesson Studyのはじまり

 6.3 Lesson Study 研究の発展

 6.4 今後の課題



 第?部 アジア・オセアニアにおけるLesson Study

第7章 中国におけるLesson Study

 7.1 中国の教育事情

 7.2 北京市の小学校におけるLesson Study

 7.3 哈爾浜市の小中高等学校におけるLesson Study

 7.4 中国におけるLesson Studyの日本への示唆



第8章 シンガポールにおけるLesson Study

 8.1 シンガポールの教育の概要とLesson Studyの背景

 8.2 シンガポールにおけるLesson Studyの展開

 8.3 シンガポールでの授業研究の実際

 8.4 シンガポールの理科授業事例の紹介

 8.5 シンガポールの理科授業事例からの示唆

 8.6 シンガポールの理科授業事例の両国の教師の受け止めの違い

 8.7 日本とシンガポールの授業研究における交流の展望



第9章 オーストラリアの授業研究・授業改善

 9.1 オーストラリアにおける授業改善の試み

 9.2 ケリー・バプティスト小学校における授業設計と研修の概要

 9.3 学外研修の実際

 9.4 教員の専門性についてのスタンダード



 第?部 Lesson Studyのパースペクティブ

第10章 Lesson Studyと教育工学の接点

 10.1 日本の学校で育まれてきた校内研究の文化

 10.2 Lesson Studyに関連する諸領域の研究

 10.3 なぜLesson Studyに関心が集まってきたのか

 10.4 Lesson Studyと教育工学の接点

 10.5 教育工学的アプローチによるLesson Study研究の課題



資料 世界授業研究学会の研究動向??発表題目の計量的分析を通して



あとがき



人名索引/事項索引

日本教育工学会[ニホンキョウイクコウガッカイ]

小柳 和喜雄[オヤナギ ワキオ]
2016年4月現在 奈良教育大学

柴田 好章[シバタ ヨシアキ]
2016年4月現在名古屋大学

内容説明

Lesson Studyのこれまでとこれから。日本の「校内での授業研究(研究授業)」がモデルとなったLesson Studyの最新の動向を解説、諸外国での事例を紹介する。

目次

第1部 Lesson Studyのバックグラウンド(Lesson Studyの系譜とその動向;日本の授業研究と世界のLesson Study)
第2部 欧州におけるLesson Study(英国におけるLesson Study;北欧におけるLesson Study)
第3部 北米におけるLesson Study(カナダにおけるLesson Study;米国におけるLesson Study)
第4部 アジア・オセアニアにおけるLesson Study(中国におけるLesson Study;シンガポールにおけるLesson Study;オーストラリアの授業研究・授業改善)
第5部 Lesson Studyのパースペクティブ(Lesson Studyと教育工学の接点)
資料 世界授業研究学会の研究動向―発表題目の計量的分析を通して

著者等紹介

小柳和喜雄[オヤナギワキオ]
奈良教育大学大学院教育学研究科

柴田好章[シバタヨシアキ]
名古屋大学大学院教育発達科学研究科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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