内容説明
戦後の日本は、朝鮮戦争の基地となり、日米安保条約(旧)を結び、再軍備をはじめ、防衛力整備計画を繰り返し、世界でも有数の軍事大国に変わった。この変化の基礎にある日米関係を、歴史の脈絡のなかでとらえなおす。
目次
1 日本占領と戦後改革(占領軍による本土改造の方針;占領軍の機構と配置 ほか)
2 朝鮮戦争と日本の「基地国家」化(朝鮮戦争の開始;朝鮮戦争のなかの日本 ほか)
3 サンフランシスコ講和と日米安保条約(サンフランシスコ講和会議への道程;日米安保条約の締結 ほか)
4 経済高度成長政策と岸内閣(インドシナ戦争の終結とロストウ路線;ビキニ水爆実験被爆と原水禁運動 ほか)
著者等紹介
佐々木隆爾[ササキリュウジ]
1935年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(単位取得退学)。専攻、日本近現代史。現在、東京都立大学名誉教授・日本大学文理学部史学科非常勤講師、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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