内容説明
就職氷河期の再来、非正規雇用の増大。「不安の多い時代」に、人々の働きがいを高め、暮らしの安定を図るための道筋を示す。
目次
第1部 労働経済学への招待(人が働くということ―労働経済学への招待;賃金と雇用の決まり方;データでみる日本の労働市場)
第2部 労働経済学の基本問題(なぜ人によって賃金は違うのか;「学び」と「訓練」;人が会社をやめるとき)
第3部 誰もが安心して働ける社会をめざして(高失業の経済学;女性を働きやすくする;若者を働きやすくする;高齢者を働きやすくする;労働経済学の意義)
著者等紹介
太田聰一[オオタソウイチ]
1964年京都府に生まれる。1987年京都大学経済学部卒業。1996年ロンドン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。名古屋大学大学院経済学研究科教授を経て、慶應義塾大学経済学部教授
橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年兵庫県に生まれる。1967年小樽商科大学商学部卒業。1973年ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学大学院経済学研究科教授を経て、同志社大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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