出版社内容情報
花井 等[ハナイ ヒトシ]
著・文・その他
若松 篤[ワカマツ アツシ]
著・文・その他
内容説明
デジタル情報化時代の論文作成に対応した待望の新版。卒業論文、修士論文、ゼミレポートと、色々な場面で必要となる研究・学習のまとめや、資料収集と整理―学生のための最も確実な、その手順とノウハウを教えます。
目次
1 予備作業(テーマの決定;速読 ほか)
2 リサーチ(資料の整理―カード方式;アウトライン作成(2) ほか)
3 執筆・仕上げ(確認作業;下書き ほか)
知っておきたいノウハウ(資料収集のノウハウ;資料整理のノウハウ)
著者等紹介
花井等[ハナイヒトシ]
1935年中国に生まれる。1963年大阪大学法学部卒業。1968年南カリフォルニア大学大学院国際関係専攻修了。1977年法学博士(大阪大学)。現在、筑波大学名誉教授。専門、国際政治、アメリカ論
若松篤[ワカマツアツシ]
1954年大阪市に生まれる。1976年大阪大学法学部卒業。1979年ワシントン大学大学院(米ミズーリ州)留学。1980年筑波大学大学院地域研究研究科修了(国際学修士)。現在、中日新聞東京本社(東京新聞)外報部編集委員。専門、国際関係論、東南アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちぃ
23
ほんとに基本の基からわからないので読んでみた。非常に丁寧でとりあえずどういう順番で進めるかわかって良かった。頑張るぞ!2017/06/30
スプリント
3
一通り抑えておけば及第点の論文は書けそうな気分になれました。2017/12/16
Studies
3
かなり役に立つ2016/02/06
takao
2
◎アウトライン作成 ・論文の形式:論証型(仮説、証明)、描写型(説明後、結果、問題点など)、比較型(いろいろな見方、考え方を)、解説型(影響、結果、現状分析)、発掘型(新たな資料)、人物型 ◎リサーチ ○資料の整理 ・基本的文献の精読、1次資料を豊富に集める ・資料をカードへの書き取り。赤:疑問、引用:白、原稿用紙50枚で200-300枚のカードを作って、使うのは100枚程度 ◎執筆 ○短めの論文(400字50枚以内) テーマとねらい、アウトライン、はじめに、引用やデータ入力・編集、 2021/05/11
稲
1
社会人博士課程入学前に論文を一本仕上げておきたいので、図書館で借りてみた。 基本的に文系向けの論文の書き方であり、文献の扱い方がメインとなっている。 理系でも、当然先行研究として文献は扱うので参考にはなるが、文献情報等を紙のカードに手書きで記入するなど手間のかかるやり方が多く、アレンジが必要である。 大学に終身雇用されており成果をあまり出さなくて良い人や、枯れた分野の研究者ならこれで良いのだろうが、ザクザク成果が出てきて年に10本近く論文を書くような分野では、研究プロセスは効率化されなければならない。2017/04/23