内容説明
浄土真宗の開祖親鸞のことばを門弟の唯円がまとめたとされる歎異抄。原文に平易な現代語訳を付し、丹念に読み解きながら親鸞の思想を探り、生き様も描く。今なお心に響くことばから、現代人の生きる指針をみつめる。
目次
親鸞の一生(親鸞の生まれた時代;京都の親鸞 ほか)
歎異抄の書誌(歎異抄の歴史;歎異抄の著者と執筆意図)
親鸞のこころ(歎異抄第一章;歎異抄第二章 ほか)
唯円の周辺(唯円の人物像;唯円を囲む環境 ほか)
唯円の思い(歎異抄第十一章;歎異抄第十二章 ほか)
著者等紹介
今井雅晴[イマイマサハル]
1942年、東京都に生まれる。1977年、東京教育大学大学院博士課程修了。現在、筑波大学名誉教授。真宗文化センター所長、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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