歴史文化ライブラリー<br> 帝国日本の技術者たち

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歴史文化ライブラリー
帝国日本の技術者たち

  • 沢井 実【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642057998
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0320

内容説明

総力戦遂行のため、大量に必要とされた航空機・電波兵器・鉄道などの技術者たち。国内や植民地で彼らは活動するが、敗戦後は民間企業などに転身し高度成長を牽引する。帝国日本の拡大を支えた技術者たちの実態に迫る。

目次

帝国日本を支えた技術者たち―プロローグ(敗戦時、日本人技術者の回想;戦中・戦後の「連続」と「断絶」 ほか)
帝国日本における技術者の配置(技術者の産業部門別分布;高等工業教育機関の整備拡充;技術者のキャリア形成)
帝国日本の鉄道技術者(鉄道省、満鉄、植民地鉄道の技術者;車輌研究会と鉄道車輌技術協議会;華北車輌の経営)
植民地の技術者たち(朝鮮における技術者の配置;植民地朝鮮の技術者教育;植民地民間企業の技術者)
技術者たちの戦後と引き揚げ(技術者たちの軍民転換―概観;会軍技術中佐の転職―小野崎誠の場脚;陸軍技術少佐の転職―黒河力の場合 ほか)
戦後復興から高度成長へ―帝国日本の技術的「遺産」(鉄道技術研究所と新幹線開発;カメラ生産の革新;東南アジア賠償とコンサルティング会社)
総力戦経験の歴史的意義―エピローグ(戦時から戦後へ;生産技術・量産技術の立ち遅れへの反省 ほか)

著者等紹介

沢井実[サワイミノル]
1953年、和歌山県に生まれる。1978年、国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。1983年、東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。現在、大阪大学大学院経済学研究科教授、博士(経済学、大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

32
一部想定してたものと異なるところもありましたが、「帝国日本の鉄道技術者」と「戦後復興から高度成長へ」は期待どおりの内容でした。 日本に限らず米国でも軍事関連で技術が発達しますが、先の戦争までで日本が蓄積した技術が戦後どのような分野に活かされていったのか知りたいと思っていたのですが、それにピッタリと当てはまりました。 東海道新幹線も東京オリンピックがあったとはいえ、それまでの技術の積み上げがなければ、あれほど上手く行くとは思えず、それと戦時中の技術や技術者がどのように活かされていったのかが描かれてました。2021/11/26

六点

8
著者略歴を読み、『マザーマシンの夢』の著者であることを知った。未だ積読中である。「積ん読は罪であると知り給え」だなあ。1930年代から大東亜戦争敗北に至るまでの十年少しの期間が本書の対象である。そもそも、日本には戦争に追従するような工業の拡大に必要な技術者が足りなかった。泥縄式に教育機関を拡充し、植民地にもそれを作った。人材が出始めた所で日本帝国は烏有に帰し、長い戦後が始まったのである。日本において、戦前と戦後は、断絶したものと、そうでないものがあることが理解できる。近隣諸国は?これからの課題だそうな。2021/03/15

渡邊利道

4
夥しい固有名と数字が羅列されるスタイルで読んでいるうちにわけがわからなくなってくるが、ともかく戦時中を通して大量の高学歴技術者が国策で生まれ、それが戦後の高度成長の礎を作ったという大まかな流れは判った。ある意味で偶然の産物でもあるし、戦前・戦中に植民地が果たした(あるいは果たすと期待された)役割を、戦後アメリカが担ったのだと見ることもできるのかなあとかも思った。2017/12/11

onepei

1
戦後の身の振り方が興味深い。当時日本の支配下で技術者教育を受けた現地の人たちの戦後にも興味がわいた。2015/05/07

また

0
ほとんど斜め読み。2015/05/18

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