歴史文化ライブラリー<br> 紀州藩主徳川吉宗―明君伝説・宝永地震・隠密御用

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

歴史文化ライブラリー
紀州藩主徳川吉宗―明君伝説・宝永地震・隠密御用

  • 藤本 清二郎【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 吉川弘文館(2016/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 34pt
  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文はお受けできません。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642058391
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0320

出版社内容情報

明君伝説から解き放ち、若き日の将軍前史を描く初の書。紀州藩主時代の諸政策を明らかにし、将軍としての施政に与えた影響を探る。享保の改革を推進した徳川幕府8代将軍として知られる吉宗。誕生より青年にいたる人格形成期をはじめ、紀州藩主時代の農政や人材登用の実態、宝永大地震からの復興、情報収集体制の確立など諸政策を明らかにし、将軍としての施政に与えた影響を探る。従来の明君伝説から解き放ち、ありのままの人物像に迫り、若き日の将軍前史を描く初めての書。



紀州からの出発、紀州からの発信―プロローグ/吉宗の誕生と成長 幼少時代(誕生伝説の錯誤/成長過程/将軍謁見)/青年大名吉宗(「大名」取り立て/紀州での「大名」生活/主税頭頼方の台頭)/紀伊徳川五代藩主吉宗(紀州徳川家の吉宗―紀州藩主吉宗の妻子たち/吉宗期の藩政と財政)/災害・復興と吉宗(宝永大地震/復興と災害対策/正徳四年大凶作・飢饉/岡山時鐘堂と在火消)/参勤交代と情報収集・御庭方(参勤交代路の推移/城下の隠密御用―内証御用と御庭番前史/将軍職への準備)/紀州藩財政改革は成功したか―エピローグ/関連系図・地図

藤本 清二郎[フジモト セイジロウ]

内容説明

享保の改革を推進した徳川幕府八代将軍吉宗。紀州藩主時代の農政や人材登用、宝永大地震からの復興などを明らかにし、将軍としての施政に与えた影響を探る。従来の明君伝説から解き放ち、若き日の将軍前史を描く初の書。

目次

紀州からの出発、紀州からの発信―プロローグ
吉宗の誕生と成長―幼少時代(誕生伝説の錯誤;成長過程;将軍謁見)
青年大名吉宗(「大名」取り立て;紀州での「大名」生活;主税頭頼方の台頭)
紀伊徳川五代藩主吉宗(紀伊徳川家の吉宗―吉宗の妻子たち;吉宗期の藩政と財政)
災害・復興と吉宗(宝永大地震;復興と災害対策;正徳四年大凶作・飢饉;岡山時鐘堂と在火消)
参勤交代と情報収集・御庭方(参勤交代路の推移;城下の隠密御用―内証御用と御庭番前史;将軍職への準備)
紀州藩財政改革は成功したか―エピローグ

著者等紹介

藤本清二郎[フジモトセイジロウ]
1949年、兵庫県に生まれる。1978年、広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。現在和歌山大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

terve

27
八代将軍吉宗前史ともいうべき一書。一次資料を用い頼方時代の実像に迫ります。上方近くにいたことが彼の政治感覚を養ったこと。また、紀州藩主時代に経験した大地震・大津波が自然観を形成したこと。今までとは視座の違う吉宗像が構成されています。郷土の偉人ですが、紀州藩主時代を描いた作品は少なく(大河ドラマ『八代将軍吉宗』くらい?)、それだけに意欲作かと思います。ただ、少ない資料を丹念に読み解いているがゆえに、地味な印象が拭えません。よし、今度和歌山城に登ろう・・・。2019/11/02

ようはん

17
幼少期から紀州藩主時代までの徳川吉宗について。吉宗に関しては盛られた面は確かにあるものの、優れた人物であったのは間違いなく暴れん坊将軍のイメージも彷彿させる物はある。 2024/03/27

アメヲトコ

6
『南紀徳川史』をはじめ、八代将軍のイメージを遡及させて「名君」として彩る虚構の吉宗像に対し、一次史料の丹念な読解から紀州藩主時代の吉宗の実像に迫ろうとする一冊。通説とは異なる評価が刺激的。中盤は災害史の話題になりやや異色ですが、宝永4年に紀州を襲った大地震・大津波の経験がその後の吉宗の自然観に影響を与えたとの指摘は興味深いものがあります。2017/05/20

スプリント

5
将軍になる前の吉宗について詳しく書かれています。吉宗の幼少期から紀州藩主時代についてはよく知らなかったので勉強になりました。2017/02/12

Go_with_twill

3
そもそも徳川吉宗が紀州出身だということを知らなかったので面白かったです。少ない史実を基に生い立ちを追う推理的作業から、筆者の研究活動へのプライドが垣間見れ興味深かったです。2017/01/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11238923
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。