歴史文化ライブラリー<br> 江戸無血開城―本当の功労者は誰か?

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歴史文化ライブラリー
江戸無血開城―本当の功労者は誰か?

  • 岩下 哲典【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642058704
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0320

出版社内容情報

江戸を戦火から救ったのは勝海舟ではなかった。駿府の敵中に乗り込んだ山岡鉄舟と、鉄舟を推薦した高橋泥舟の動向から真実に迫る。戊辰戦争で、幕臣の勝海舟が官軍総大将格の西郷隆盛と会談を行ない、江戸は戦火から救われたとされる。だが、最大の功労者は海舟ではなかった。会談前に駿府の敵中に乗り込んだ山岡鉄舟と、将軍徳川慶喜の絶対的な信頼をもとに、鉄舟を推薦した高橋泥舟。開城前後の二人の動向を当時の情勢とともに追い、知られざる江戸無血開城の真実に鋭く迫る。

「江戸無血開城」と鉄舟・泥舟―プロローグ/「江戸無血開城」の誤解(「江戸無血開城」の最大の功労者/慶喜と鉄舟・泥舟の関係)/「江戸無血開城」の前史(登場人物素描―高橋泥舟・山岡鉄舟・勝海舟・西郷隆盛/文久から慶応期の政治と社会)/「江戸無血開城」の真実(いわゆる「大政奉還」と泥舟/慶喜の恭順道中と水戸での謹慎生活/慶喜側近の倅たちの復讐劇)/「江戸無血開城」後史(上野戦争秘話/静岡藩の成立と終焉、その後/明治の鉄舟・泥舟とその周辺)/慶喜を支えた鉄舟と泥舟―エピローグ

岩下 哲典[イワシタ テツノリ]
著・文・その他

内容説明

戊辰戦争で江戸を戦火から救った功労者は勝海舟ではなかった。駿府の敵中に乗り込んだ山岡鉄舟と、将軍慶喜の信頼をもとに、鉄舟を推薦した高橋泥舟。二人の動向を当時の情勢とともに追い、江戸無血開城の真実に迫る。

目次

「江戸無血開城」と鉄舟・泥舟―プロローグ
「江戸無血開城」の誤解
「江戸無血開城」の前史
「江戸無血開城」の真実
「江戸無血開城」後史
慶喜を支えた鉄舟と泥舟―エピローグ

著者等紹介

岩下哲典[イワシタテツノリ]
1962年、長野県に生まれる。1994年、青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得。東洋大学文学部史学科教授、博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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叛逆のくりぃむ

6
 高橋泥舟と山岡鉄舟の二人に着目して、江戸城無血開城の実相を明らかにする。高橋泥舟が浪士取締役に任ぜられたのは知っていたが、坂本龍馬や大庭恭平とも交友があったのは驚く。やや作者の筆が走りすぎているのは難点。2019/03/03

田中峰和

3
表紙に配された西郷と勝海舟が対座する「江戸開城談判」の絵は有名だが、それが事実でないと証明し、歴史の謎解きをする本。維新の立役者として高名な勝を貶める一冊ともいえる。慶喜が自分の助命嘆願を高橋泥舟に託し、高橋の命を受けた山岡鉄舟が江戸での談判の5日前に静岡で西郷と交わしたのが江戸開城談判の真実と強調する著者。有名な絵画も、同室に鉄舟も同席していたのに、描かれなかったのはなぜか。絵画が制作されたとき、山岡家の財政が厳しく、関与できなかったからだとされる。勝家に怨みでもあるのか、鉄舟びいきが露骨すぎて不自然。2018/09/02

onepei

2
タイトルの割にはよかれあしかれ周辺の話題多し。 2018/07/18

のぶ

1
本書の主役は高橋泥舟です。え、それ誰?私には初耳の人名でした。去年の大河にも(海舟も鉄舟も活躍してたのに)この人は出てませんでしたし。彼が高潔な人物で、江戸城総攻撃の回避に重要な役割を果たしたこと、その功績をその後一貫して秘したまま余生を送ったことを本書を通じて知りました。著者はその謙虚な泥舟のお手柄を搔っ攫うようにして名を上げた海舟に立腹している、というスタンスのようです。この泥舟さん、本名は何という方なのか、何故か本書では言及していません。あと、この時期に舟のつく名前が流行ったのは何故なのかも謎だな。2019/01/02

takao

1
・1868年3月9日 山岡鉄舟と西郷隆盛の駿府会談で江戸の無血開城はほぼ決まった(慶喜の処遇だけは留保して復命) ・1868年3月13日14日 海舟・鉄舟と西郷の最終確認。西郷が新政府に赴き最終決定 鉄舟は義兄弟の泥舟が推薦。(高邁なる幕臣 高橋鉄舟)泥舟は慶喜が唯一信任していた。 勝海舟の罠 水野 し 2018/09/03

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