出版社内容情報
生糸生産発展の一方で生じた経済格差、農兵が鎮圧した武州一揆などの要因・実態を探る。未曽有の大変革に生きた多摩の営みを描く。
内容説明
ペリー来航や開港・自由貿易の開始は多摩に何をもたらしたのか。際限ないカネ・ヒトの負担、生糸生産発展の一方で生じた経済格差、武州一揆の発生など、その要因・実態を探り、未曽有の大変革に生きた多摩の営みを描く。
目次
幕末の多摩―プロローグ
幕末の歴史と多摩
際限のない負担増
治安の悪化
開港と地域社会の変容
慶応二年武州一揆と多摩
幕末の変革期に生きた多摩の人びと―エピローグ
著者等紹介
藤田覚[フジタサトル]
1946年、長野県に生まれる。1974年、東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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