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岩倉具視

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642062855
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C1321

出版社内容情報

★毎日新聞 2006.2.12 読書面で書評されました!
評者:井上章一氏(国際日本文化研究センター教授)
★日本経済新聞 2006.2.15夕刊で紹介されました!
「目利きが選ぶお薦めの3冊」
評者:井上章一氏(風俗史家)
★読売新聞 2006.3.5 読書面で書評されました!
評者:戸部良一氏(防衛大学校教授)

内容説明

いまだ「策謀政治家」のイメージが根強い岩倉具視。理想の新国家樹立に奔走したその実像とは?大久保利通らと王政復古を実現、立憲政体を目指す途上に斃れたその生涯を描く。虚像を覆し、人間岩倉の豊かな個性に迫る。

目次

1 朝廷政治への登場(開国;公武合体と破約攘夷)
2 隠棲の日々(洛北岩倉村へ;庶政委任体制)
3 王政復古(叢中有鳴虫の始動;王政復古の政変)
4 明治の新政(新政府;廃藩置県への道)
5 立憲政体をめざして(岩倉・大久保体制;明治十四年の決断)

著者等紹介

佐々木克[ササキスグル]
1940年秋田県生まれ。1970年立教大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あきこ

2
幕末に活躍したのは薩長、明治の基礎を作った政治家は大久保利通。いままでの漠然とした認識であった。岩倉具視という人は公家の策略家、としか思っていなかったのだ。しかし、なんだかしっくりこないな、と感じて本書を読んでみた。やはり、只者ではなかったのだ。幕末の薩長を率い、明治の日本の国造りの基礎を作った中心人物であったのだ。しかし、双方にかかわり寿命を全うした人の少ない中で病死といえども、自宅で亡くなった強運の持ち主でもある。そんなところに感心するのでなく、感心するべきは日本の未来像を描けたことと物事の調整能力だ2013/06/02

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