目次
第1部 身体とセクシュアリティ(総論―ジェンダー/セクシュアリティ/身体;「同性愛者」の歴史的機能;社会の護持と改編―二〇世紀初頭アメリカの性衛生学者モローをめぐって)
第2部 権力と生殖(近世の生殖政策と女性・家族・共同体;アメリカ合衆国における生殖のコントロールと人種関係―優生学と優生思想をめぐって;中国におけるバース・コントロールの方法 ほか)
第3部 買売春と人身売買(日本における買売春の成立と変容―古代から中世へ;公娼制の成立・展開と廃娼運動―日本近世~近代へ;人身売買―性奴隷制を考える ほか)
著者等紹介
服藤早苗[フクトウサナエ]
埼玉学園大学人間学部教授。学部長。日本史、平安時代史、ジェンダー史。『家成立史の研究―祖先祭祀・女・子ども』(校倉書房、1991年)、『平安朝の母と子』(中公新書、1991年)、両書で第六回東京女子大学女性史青山なを賞受賞
三成美保[ミツナリミホ]
摂南大学法学部教授。西洋法制史、ジェンダー法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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