目次
序章 日本政治における移民政策と市民権の矛盾
第1章 日本はパターンから外れているのか?―移民編入と非市民の政治的関与の国際的パターン
第2章 戦後日本における市民および非市民の構築
第3章 日本でコリアンとしてのアイデンティティを作る
第4章 政治戦略としての市民権
第5章 行き先は日本―グローバルな変化と地域の変容
著者等紹介
チャン,エリン・エラン[チャン,エリンエラン][Chung,Erin Aeran]
鄭愛蘭。米国ジョンズ・ホプキンス大学政治科学部で東アジア政治の教鞭をとる。また人種主義・移民・市民権プログラム(RICプログラム)の共同主任。ハーヴァード大学の日米関係プログラム上級研究員(アドヴァンスト・リサーチ・フェロー)、埼玉大学で国際交流基金フェローを歴任。市民権、非市民の政治関与、比較人種政治に関する諸論文をデュボワ・レヴュー、アジアン・パースペクティブ各学術雑誌に掲載。2009年には米国社会科学研究会議から安倍フェローシップを獲得、日本および韓国で研究を行っている
阿部温子[アベアツコ]
桜美林大学法・政治学系准教授。同大学リベラルアーツ学群で国際関係、比較政治学などの科目を教える。米国ヴァージニア州ジョージ・メイソン大学でアシスタント・プロフェッサーとして教鞭をとった後、日本学術振興会特別研究員(ポストドクター)として筑波大学に在籍。その後現職に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。