内容説明
あさ6時、これから起きるひと。ねむるひと。一日のすごしかたは、ひとそれぞれ。きょうは、どんな一日になるのかな?ささいなできごとから大じけんまで!何が起きているのか、みつけながら、町を1周してみましょう。
著者等紹介
杉田比呂美[スギタヒロミ]
1959年東京生まれ。絵本のほか、本の装画、挿絵など多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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momogaga
50
【おとなこそ絵本】12人の一日を同時進行で描いていきます。これが見ていて面白い。様々な仕掛けがしてあり、無尽蔵な想像力で新たなドラマが生まれます。さて、この街の中に入り込んで散歩して行きます(^0^)。2021/06/29
しゅわ
45
【図書館】サッカー大好き少年、ペンキ屋さん、夜勤でがんばる看護師さん、偉大な音楽家で町のシンボルの銅像、走り回るテレビ記者、働き者のパン屋さん、熱血消防士、ねことふたりぐらしのおばあちゃん、動物園で人気のライオン、小説家、宅配便配達の謎?のお兄さん、なんにでも興味津々の赤ちゃん…12人と街のなんでもない一日を追った絵本です。ときどき、それぞれがリンクしてたり…こまかくみてみるといろんな発見があり、思わず何度も見てしまう…宝探し的な楽しさがある一冊です♪ 特にウォッホリッヒの微妙な動きが秀逸2014/10/07
gtn
41
一人ひとり自分しか知らない世界があり、それがたまに他者と結び付いたりしながら二十四時間埋め尽くされた街がいくつもあり、二百近くの国があり、一つの地球がある。2020/11/09
chiaki
36
子どもの頃、自分の周りが世界の全てなような気がして、どこかで誰かも同じ時間を別に過ごしてるという当たり前のことをすごく不思議に思っていました。その時にこんな一冊に出逢いたかったな〰️。個性豊かな12人の1日を垣間見ることで、この世界は、誰かが休んでいる間にも働いてる人がいて、絶えず支え合って生きてるし、動いてるんだなぁということに気づかされます。この絵本、杉田比呂美さんの絵も素敵だし、ずーっと眺めてられるなぁ…。2020/12/19
たまきら
27
面白いけど、読むのが大変!オカンは謎の彫像がおかしかったかな。2018/08/31