日本人のリテラシー―1600‐1900年

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日本人のリテラシー―1600‐1900年

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  • サイズ A5判/ページ数 322p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760133901
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C3021

出版社内容情報

一般庶民の識字率の実態を明らかにすべく、17世紀初期の地方文書から明治期の行政文書までを駆使して叙述された、従来の日本教育史の議論にメスを入れる刺激的な研究。

内容説明

識字率20%!?江戸時代民衆の読み書き能力は、本当に高かったのか?日本教育史の議論を根底から覆す名著。

目次

第1章 兵農分離・庄屋層―江戸初期
第2章 署名・符牒・印鑑―江戸初期
第3章 農書・家訓・地方文人―一八世紀
第4章 民衆の学び・手習所・農村知識人―一九世紀
第5章 日本訪問記・入札―一九世紀
エピローグ 壮丁教育調査資料―明治期

著者等紹介

ルビンジャー,リチャード[ルビンジャー,リチャード][Rubinger,Richard]
1956年、アマースト・カレッジ卒業。1979年、コロンビア大学で博士号取得。ヴァンダービルト大学、ハワイ大学、コロンビア大学で教鞭をとり、1989年よりインディアナ大学教授

川村肇[カワムラハジメ]
1960年生。1986年、東京大学教育学部卒業。1991年、同大学院教育学研究科退学。博士(教育学)。鳴門教育大学助手を経て、1995年から獨協大学で教鞭を取る。2006年、同国際教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

軍縮地球市民shinshin

9
必要に迫られて読んだが、一番面白かったのは最後の「エピローグ」。明治政府が行った調査で、識字率は地域や性別などによってバラバラだったことが指摘されている。沖縄・鹿児島、青森などは識字率は低い。大都市部、主要街道沿いはかなり高い。明治20・30年代でこのような結果なので、江戸時代は識字率9割というのはかなり怪しいということが指摘されている。2017/03/16

takao

2
訳者は通勤電車の中で膝の上にノートパソコンと原著を開き、1日数ページずつ作業を進めた。2022/12/08

HMax

1
寺社以外に、寺子屋のような庶民のための教育施設が多数営業されており、教養を高めるための塾も多く開かれていたということはよく知られていると思いますが、17世紀に1万を超える書籍が印刷され、京都では700軒を超える貸本屋が営業していたという事実に感心しました。今でも日本ではフランスの3倍、イギリスの10倍以上の本屋さんが頑張っていますが、当時から日本人は読書が好きなんですね。 (2014年5月1日:13,943店、1999年:22,296 店)2014/11/02

Arte

0
色々な外国人が江戸末期に「日本人の識字率高過ぎ」と言ってるが、そんなことないよ、都市部や村のエリート層はかなり読めるけど(特に交易都市の商人層は女性も)、田舎の人はほとんど読めなかったよ、そもそも識字率っても、名前が書けるだけの人とか、平仮名だけ書ける人とか、色々いて一概には言えないよ、とアメリカ人の歴史家が述べた本。花押の代わりに印鑑が普及したので判断が難しいとか、明治時代に徴兵検査の時に、軽く読み書きと計算のチェックをしていた、というのも面白かった。2015/12/14

彩也

0
世間では、江戸時代の日本人の識字率は非常に高かったとされている。それは真実なのか。明治の徴兵検査時に行われた調査結果には、幻想を打ち砕かれる人が多いだろう(高知や鹿児島では、半数近くが「全ク読書ヲ為ササル者」とされている)しかし、識字率は高くなかったとする内容ではなく、日本人がどうやって読み書き能力を獲得していったかという解説である。性差よりも職業による差、地域間格差の方が大きい。職業・生活に不可欠であること、子供時代にまとまった期間教育を受けること、が読み書き能力を身につけるには必要な気がするが、どうか2012/02/08

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