出版社内容情報
現代の知識社会における教師の役割、指導の在り方などに関して、学習共同体や同僚性、教師のケアといった地平から捉え直す。
【著者紹介】
ボストン大学教授
内容説明
教職は創造性と共感性、変化への現時的かつ先取り的な対応を期待される専門職である。この二重の二面性がはらむ矛盾と難しさの増大に教師はどう対応していけばよいのか?その背景・特徴と指針を解き明かし提示した名著。
目次
第1章 知識社会に備える学校と教師:独創性を育む
第2章 知識社会を乗り越える学校と教師:不安定・不安感への対処
第3章 知識社会に脅かされる学校と教師PART1:独創性の破綻
第4章 知識社会に脅かされる学校と教師PART2:誠実さを失うこと
第5章 知識社会の学校:危機にさらされた実例
第6章 教育の標準化を超えて:専門職の学び合うコミュニティか、それともパフォーマンス‐トレーニングのセクトか?
著者等紹介
ハーグリーブス,アンディ[ハーグリーブス,アンディ] [Hargreaves,Andy]
教授は現在、ボストン・カレッジに勤めており同カレッジの教育学部においてトーマス・モア・ブレナン委員会の委員長を務めている。この委員会は、公立学校における社会正義を促進し、教員養成・教師教育の理論と実践をつなぐことを使命としている。教授は20冊を超える書籍を執筆、編集しており、1995年に出版された『Changing Teachers,Changing Times』は全米教員養成大学協会(AACTE)の最優秀出版賞を受賞した
木村優[キムラユウ]
福井大学大学院教育学研究科准教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。福井大学大学院教育学研究科機関研究員を経て、現職。専門は、教育方法学、教育心理学
篠原岳司[シノハラタケシ]
滋賀県立大学人間文化学部准教授。北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、博士(教育学)。福井大学大学院教育学研究科機関研究員を経て、現職。専門は、教育行政学、教育経営学
秋田喜代美[アキタキヨミ]
東京大学大学院教育学研究科教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、博士(教育学)。東京大学教育学部助手、立教大学文学部助教授、東京大学大学院助教授を経て、現職。専門は、教育心理学、授業研究、保育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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