内容説明
子どもたちの豊かな学びを探求する人々に、本書は、もっとも新しいもっとも信頼できるもっとも魅力的な知見を提供している。心理学の最前線をひらく豪華な執筆者たちの啓示にみちた思索と見識によって、学びの共同体を追求する学校改革は、みずみずしい活力と揺るぎない礎を与えられた。超一流の研究者を総動員し、国をあげて出版した学習科学の本。
目次
第1部 導入(学習科学:思弁から科学へ)
第2部 学習者と学習(熟達:熟達者と初心者の違いは何か;転移:学んだことを活用するために ほか)
第3部 教師と授業(学習環境:学びの環境をデザインする;教授法:歴史、数学、理科をいかに教えるか ほか)
第4部 結び(結論:学習科学の現状;今後の課題:学習科学のさらなる挑戦)
著者等紹介
森敏昭[モリトシアキ]
1949年福岡県生まれ。1976年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中途退学。現在、広島大学大学院教育学研究科教授、文学博士
秋田喜代美[アキタキヨミ]
1957年大阪府生まれ。1991年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院教育学研究科助教授、博士(教育学)
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