目次
第1部 学習者中心の教育パラダイムの基本原理(学習者中心の教育パラダイム;コンピテンシー基盤型教育の原理;課題中心型インストラクションの原理;個人に合わせたインストラクションの原理;カリキュラムの新しいパラダイム)
第2部 学習者中心の教育パラダイムのより詳細なデザイン(メイカー基盤型インストラクションのデザイン;デジタルメディア協働製作のデザイン;学習のためのゲームのデザイン;自己調整学習のためのインストラクションのデザイン;教育的コーチングのデザイン;学習者中心の教育パラダイムのためのテクノロジーのデザイン)
第3部 学習者中心の教育パラダイムへのステップ(反転授業のためのインストラクションのデザイン;教育のためのゲーミフィケーションのデザイン;モバイル学習のためのデザイン上の考慮事項;ジャストインタイム指導法のデザイン)
著者等紹介
鈴木克明[スズキカツアキ]
国際基督教大学教養学部(教育学科)、同大学院を経て、米国フロリダ州立大学大学院教育学研究科博士課程を修了、Ph.D(教授システム学)。東北学院大学教養学部助教授、岩手県立大学ソフトウェア情報学部教授などを経て、熊本大学教授・教授システム学研究センター長・大学院教授システム学専攻長。専門:教育工学・教育メディア学・情報教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aki_Moon_
1
インストラクショナルデザインの道具箱を読んで、次のステップとして読んでみたが、中々難しかった。 具体的に本書に書かれている理論をどう応用するか、という所の取っ掛かりが少なめに感じたのと、メインとなるコンテキストが学校教育だったので、自身のこれまでの経歴を親和性が薄かったのが、難しかった要因だと思う。 ただ、「教育する」や「考えて能力を身に着ける」という行為に対する解像度は本書を通して大分上げることができて、自分自身の後輩に対する教育や自分自身の学ぶ姿勢に影響を与えてくれる良書だった。2021/05/06
aray
1
一度知ったらもうもとに戻れないID理論。全てがIDの色眼鏡を通して見えるようになる。高い抽象度から授業が見えるようになるのがID。2020/10/12