地球温暖化はどれくらい「怖い」か?―温暖化リスクの全体像を探る

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774150352
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C3044

内容説明

時にセンセーショナルな語られ方をしてしまう「地球温暖化」という問題。そもそも地球温暖化とはどれくらい「怖い」ことなのか?地球温暖化によって世界、そして自分自身にどういう影響があるのか。第一線の研究者たちが、気候、陸や海の生物、水資源、農業、沿岸域、人間の健康問題、その他の各視点から、良い影響も悪い影響もまんべんなく情報提供した。

目次

序章 なぜ地球温暖化の影響の「全体像」を知るべきか
第1章 気候への影響
第2章 陸上の生物への影響
第3章 海の生物への影響
第4章 水への影響
第5章 農業への影響
第6章 沿岸域への影響
第7章 健康への影響
第8章 その他の影響
終章 温暖化影響の全体像をどう見るか

著者等紹介

江守正多[エモリセイタ]
1970年神奈川県生まれ。97年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。博士(学術)。97年より国立環境研究所勤務。2006年より国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室(現気候変動リスク評価研究室)室長。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書執筆者。専門は地球温暖化の将来予測とリスク論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

35
地球温暖化の最近の本は「懐疑論」ばかりで、きちんと動向をフォローしている本が見当たらない。本書は数少ない近年の解説書(2012年)だが、2007年のIPCC第4次報告が基(第5次報告が2013-2014に出ている)。IPCC報告はネットで簡単に手に入るからそちらを読めと言うことか(3,000ページはあるけど)。でも日本政府が公約し196カ国が約束した(昨年12月パリcop21)温暖化対策の基本が易しく解説されている。たった2度の温度上昇の影響の大きさと、最新科学でも見極められない複雑さがポイント。2016/04/11

nagata

2
反面教師の例えと思って手にしたが、それ以下でしかない。ほぼ同じ時期に起こったクライメイトゲートについては「擬装」は1つも反省なしで、「地球温暖化の進行は、世界全体から排出される温室効果ガスの総量で決まる」と言って憚ることがない。仰る通り、地球温暖化は極めて政治問題であり、それをもっともらしく見せるためだけに科学が援用される。2021/08/15

バーニーズマウンテンドッグ

1
地球温暖化によって、森林や海洋、農地、水系、人間社会などがどのような影響を受けるかを丁寧に説明している。影響は単純ではなく、風が吹けば桶屋が儲かる式に複合的であるし、また、対象とする地域やスケールによっても異なる。そして、難しいのは科学者は価値判断を人に押し付けてはいけない、ということ。科学者は、信念を持って、世の中への貢献の思いで(そうでない人もいるけど)、研究を進めているのに価値判断は各自に委ねる。歯がゆい。でも、科学者と一般人が常にコミュニケーションを密にして学び合うことが大切ということだろう。2018/05/09

ななみ

0
できるだけ客観的な立場から、地球温暖化がどのように進んで行く可能性が最も高いのかを示した本。科学は「何が起こるか」を可能性として語ることはできても、「何が起こってはいけないか」を決めることはできない、という主張には心から納得。特定の結論を導くために事実や論理が捻じ曲げられている現状には憂いを感じざるを得ませんね。「気候変動を大げさに語って不安を煽るな」と指弾される一方で、こと原発事故となると起こりうる全ての事態に備えておかなかった人殺しと断罪される社会のあり方に不安を感じるのは気象学者だけではないはず。2012/11/20

Hakodataro

0
地球温暖化による影響は地球全体にかかるが、最も早く影響を受けるのは極地と呼ばれる場所に住む人々。氷雪の融解、砂漠化、海面上昇。そのような所に住む人々は総じて途上国の人々であることを先進国は考えなければならない。2012/07/16

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