青い大きな家

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 26X27cm
  • 商品コード 9784776402992
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

青い大きな家を舞台に、移りゆく季節を詩情豊かに描く…。

著者等紹介

バンクス,ケイト[バンクス,ケイト][Banks,Kate]
アメリカ生まれ。ボストン近郊のウェルズリー・カレッジを経て、コロンビア大学で史学を専攻したのち、ニューヨークの出版社に勤務した。その後、ローマに移住。絵本『おつきさまは きっと』(絵/ゲオルグ・ハレンスレーベン 講談社)で、アメリカ児童書の書評誌『ホーンブック』の1998年最優秀絵本賞を受賞する。現在は南フランス在住

ハレンスレーベン,ゲオルグ[ハレンスレーベン,ゲオルグ][Hallensleben,Georg]
1958年ドイツのヴッパータルに生まれる。幼いころから水彩画を描く。大学卒業後はローマに住み、画家として活躍。「リサとガスパール」シリーズ(ブロンズ新社)で一躍人気画家となる

いまえよしとも[イマエヨシトモ]
今江祥智。1932年大阪に生まれる。同志社大学文学部英文科卒業。絵本、童話、小説、エッセイ、評論、翻訳など幅広いジャンルで活躍。『ぼんぼん』(理論社)で野間児童文芸賞、『でんでんだいこいのち』(童心社)で小学館児童出版文化賞、『いろはにほへと』(BL出版)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やすらぎ🍀

174
ぽたりぽたん。しずくが音を刻む頃、張りつめていた静寂がほどけて子どもたちの声があふれていく。暖かな日々があっという間に過ぎ去ってしまえば訪れる、別れのとき。また枯葉が舞い落ちる。たそがれのなかを霜がおり、蜘蛛は巣をはっていく。家が大きいほど切なさを感じてしまうけれど、耳をすましてごらん。かりかりコソコソしんしん。物置きや木箱や屋根裏部屋から不思議な音が微かに響いている。暖かな日々がやってくるまでここには誰もいないけれど。青。鮮やかに爽快でありながらどこか冷たさを感じる色。家に感情移入すると悲しくなる絵本。2023/01/22

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

77
まったりカフェにて♪印象派みたいな感じの絵で、癒された☆淡くて優しい感じだけど、色鮮やかで温かい、そんな感じの絵だった。なぜか「ホーム・アローン」を思い出した(笑 ねこって寒い冬に、雪の上をわざわざ自ら歩くのかな・・・?全体的に、ほっこりする絵だった♪2013/04/12

ゆうゆうpanda

48
夏の青空が似合う青い大きな家の物語。その舞台は?実は冬。主役は?こっそり住み着いてしまった鼠、猫、小鳥。『リサとガスパール』シリーズを手掛けたハレンスレーベンの鮮やかで伸び伸びした絵に魅了されながら、やたらと語りかけられる「音を きいてごらん。」お留守になってしまいがちな感覚を呼び起こす。それは閉ざされた別荘の冬の様子を想像することと似ている。季節は流れる。小さきもの達の小さな物語も静かに進行していく。そして…どかどかぱたぱた、はだしでぺたぺた。さあ夏がまたやってくる。ひな、子猫、赤ちゃんを仲間に加えて。2016/11/03

Maiラピ

25
この青を見ただけで、あっペネロペの青、リサガスの青ってすぐわかってしまう。2012/04/12

mntmt

22
想像の音に耳を澄ます。ハンスレーベンの色彩豊かな絵。静かに冬を越す家。2016/05/31

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