科学にときめく―ノーベル賞科学者の頭の中

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科学にときめく―ノーベル賞科学者の頭の中

  • 益川 敏英【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • かもがわ出版(2009/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784780302806
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

出版社内容情報

「風呂を出る瞬間、気がついた!」ノーベル賞受賞記念講演会を収録。
2008 年、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授が、学問、大学、平和、などのテーマについて語ってきた論考を集大成。友達と元気に遊び本が大好きだった少年が、ノーベル賞を受けるに至った成長の軌跡、科学に対する情熱が、益川氏の人柄とともに読むものの心に伝わってきます。

内容説明

そこが聞きたい。科学から子育て・ジェンダー、平和まで。

目次

第1章 ノーベル賞受賞によせて(ノーベル賞受賞記念講演 CP対象性の破れが我々に語ったこと;英語嫌いの物理学者)
第2章 大学と大学での学びへの提言(大学での学びをどうすすめるか;高く目標かかげ学びの道を―京都大学での学生との対話集会から;学問の府としての大学の役割)
第3章 学問・研究についての断想(坂田理論が切り開いたもの;真理へのアプローチ、媒介項は何か;自然科学と弁証法)
第4章 子どもと教育、そしてジェンダー(信頼すること、押し付けないこと)
第5章 平和と科学者の責任(子どもや孫たちにあんな思いはさせたくない―憲法九条で日本は国際貢献を)

著者等紹介

益川敏英[マスカワトシヒデ]
1940年愛知県生まれ。名古屋大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了、理学博士。名古屋大学理学部助手、京都大学理学部助手、東京大学原子核研究所助教授などを経て、1980年京都大学に赴任。基礎物理学研究所教授、理学部教授、大学院理学研究科教授、基礎物理学研究所教授・所長などを歴任。2003年、京都大学を退官。現在、京都大学名誉教授、京都産業大学教授・同大研究機構長、名古屋大学特別招聘教授。1997年第17期日本学術会議会員。九条科学者の会呼びかけ人。1979年第25回仁科記念賞、1985年アメリカ物理学会第1回J.J.S.賞、1985年日本学士院賞、1995年朝日賞、2001年文化功労者、2007年欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞、2008年ノーベル物理学賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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うーさん

9
ノーベル物理学賞を受賞された益川敏英さんに迫った一冊。女性研究者、憲法改正など、タイムリーな興味深い話が多かった。また、話の節々から知に対する貪欲さが窺え、好き嫌いせず何にでも興味を持って勉強する大切さ(自由を広げる大切さ)を学ぶことができた。2014/02/27

壱萬弐仟縁

6
日本語でよい英語でなくても・・・。この考えは国際学会においても英語ができない日本人研究者でもコンテンツがよければいいことを裏付けたと思える。CP対称性の破れ(15頁~)。ボックス・ダイヤグラムとは、経済学ではエッジワースと思っていたが、益川教授の分野では20頁のようなスカラーとフェルミオンの図式になるらしい。「高眼手低」とは、目は高く、手は低くということ(58頁)。グローカルのようなものだな。本を読むことを推奨されている(90頁)。鶴舞図書館も出てくるが、評者も院生時代、地下鉄でよく行ったのを思い出した。2013/03/05

yori

5
★★★★☆ 益川先生の講演を一度聞いた事があるが、「毎日楽しくて仕方が無い。目の前に分からない事があると何故だろうと考えたくなる。毎日クイズ番組にでてる様な気分^^」と満面の笑みで仰ってたのが印象的であった。この本もまたそんな雰囲気が伺える。この先生にどうしたら勉強が好きになりますか?なんて愚問ですね。楽しくて楽しくて仕方がないのですから。益川先生の師匠である名大の坂田先生も素晴らしい研究者だったのだなぁ、、、人の人生にこれだけの影響を残せるって凄い。2013/07/03

おおカワ

2
本を乱読し、友達と議論する。好きなものを見つけとことん追求する。誰と議論しようかな。ウザがる人いるだろうな。2013/05/14

satochan

1
基礎があれば応用できる。応用できる基礎を学べ。科学者として目標を高く置きなさい。しかし着実にできることを積み上げていきなさい。勉強しているだけではなくて社会的な周囲の問題も考えられないようでは一人前の科学者ではない。自発自得。一つの教科書だけでなく、同じ分野の教科書を読んでみる。基本的には同じことが書かれているが、説明の仕方やその角度が違う。そういうものにふれるなかで知識が増え、理解が深まる。事実に基づいて、なぜかを問いを常に発し、考えていくことが大切。本を乱読し友達と議論する。見方の幅が広がる。よかった2012/07/02

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