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軍医森鴎外のドイツ留学

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  • サイズ A5判/ページ数 333,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784217540
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1021

内容説明

文豪・森鴎外が青年時代にドイツへ留学したことはよく知られている。鴎外は留学中多くの西欧文献に接し、またこの間を通じてドイツ語の語学力が非常に優れたものになった。留学がのちの大文豪になる大きな糧となったのは数多くの研究が明らかにするとおりである。しかしドイツ留学の目的は文学でなく、陸軍医事制度調査と衛生学研修であった。本書は医学史の立場から、軍医としてドイツに渡った青年森鴎外の留学の実態を明らかにする。

目次

津和野
医学を学ぶ
その時代の衛生学
陸軍軍医部に入る
『醫政全書稿本』十二巻
留学が決まるまで
出発からベルリンまで
ライプチッヒ
ライプチッヒ時代の軍事研修
ドレスデン
ミュンヘン
ベルリン
帰国の途へ
エリス

著者等紹介

武智秀夫[タケチヒデオ]
昭和5年(1930)愛媛県松山市に生まれる。昭和25年(1950)旧制松山高等学校理科卒業。昭和29年(1954)岡山醫科大學卒業。昭和34年(1959)岡山大学大学院医学研究科(外科系整形外科学)修了、医学博士。昭和38年(1963)岡山大学講師(医学部附属病院整形外科)。昭和40~41年(1965~66)西独ハイデルベルク大学整形外科留学(アレキサンダー・フォン・フンボルト財団研究員)。昭和54年(1979)岡山大学助教授(医学部整形外科学)。昭和62年(1987)労働福祉事業団吉備高原医療リハビリテーション・センター院長。平成15年(2003)同上名誉院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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