出版社内容情報
あたしたち、そっくりなふたご。
なんでも、わけっこしてきた。
おもちゃも、おへやも、ママのおなかもね。
でもおおきくなって、もうおなじもうふでねられない。
とうとうとりあいになっちゃた!
★この作品は、きょうだいの葛藤と成長という永遠のテーマを、ふたごの姉妹の視点から描いている点がユニークです。
★赤ちゃんのときから使ってきた大切な毛布を、ただ捨てるのではなく、お母さんが新しい毛布として作り直してくれるところがすばらしく、韓国の伝統的な布の美しさが味わえるのも、絵本ならではの魅力です。
★さりげない姉妹間のやりとりがほほえましく、たいへん愛らしい作品に仕上がっています。
― 一枚の毛布をめぐるふたごの姉妹の、ほほえましいものがたり。
【著者紹介】
[さく]へウォン・ユン(Hyewon Yun)
韓国ソウル生まれの絵本作家。ソウル大学で絵画と版画を学び、にゅーよーくでのスクール・オブ・ビジュアル・アーツで美術の修士号を取得。版画の手法を用いたLast Night でデビューし、つづいてThere are no scary aolves を発表。3作目にあたる本書『ふたごのもうふ』が日本で初めて紹介される絵本。作者自身がふたごで、この絵本は姉妹の体験をもとにつくられた。
[やく]せな あいこ
東京生まれ。同志社大学文学部卒業。出版社に勤務しながら、翻訳の仕事に携わる。おもな翻訳絵本に『ババールの美術館』『ゆきだるまはよるがすき!』『ケーキがやけたら、ね』(いずれも評論社)、『かぼちゃスープ』『うごいちゃだめ!』(ともにアスラン書房)などがある。
内容説明
あたしたち、そっくりなふたご。なんでもわけっこしてきた。おもちゃも、おへやも、ママのおなかもね。でも、おおきくなって、もうおんなじもうふでねられない。とうとうとりあいになっちゃった!―1まいのもうふをめぐるふたごの姉妹の、ほほえましいものがたりです。
著者等紹介
ユンへウォン[ユンヘウォン]
韓国ソウル生まれの絵本作家。ソウル大学で絵画と版画を学び、ニューヨークでのスクール・オブ・ヴィジュアル・アーツで美術の修士号を取得。版画の手法を用いた『Last Night』でデビュー
せなあいこ[セナアイコ]
東京生まれ。同志社大学文学部卒業。出版社に勤務しながら、翻訳の仕事にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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