目次
第1部 森林と人々の歴史(花粉化石と微粒炭からみた近畿地方のさまざまな里山の歴史;古代・中世における山野利用の展開;絵画からみる江戸時代の京都盆地の里山景観)
第2部 商品経済からみた森林(里山の商品生産と自然;奈良県吉野地方における林業と木地屋)
第3部 里山の人々とくらし(作業日記からみた里山利用;民家の材料からみた里山利用;比較里山論の試み―丹後半島山間部・琵琶湖西岸・京阪奈丘陵のフィールドワークから)
著者等紹介
湯本貴和[ユモトタカカズ]
1959年、徳島県に生まれる。総合地球環境学研究所教授。専門は生態学。植物と動物の共生関係の研究から始めて、現在は人間と自然との相互関係の研究を行っている
大住克博[オオスミカツヒロ]
1955年、愛知県に生まれる。森林総合研究所関西支所主任研究員。広葉樹(カバノキ属・コナラ亜属)の生活史、人と森林の相互関係を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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