感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
53
カナダの厳しい冬、朝早く暗い森をぬけてスクールバス乗り場まで毎日歩いて通学した6歳の女の子がたくましい。訳は村岡花子さんのお孫さん村岡美枝さん。日本語のリズムが心地よかった。2022/11/20
鴨ミール
41
近隣の図書館の冬の特設コーナーから。はじめの頁のお母さんの絵がとても好き。背景の白が人物を引き立てている。自分で自分を励ますことの大切さ。昔テレビで世界の通学路って放送してて、ほんとに過酷な通学路があったよ。カロラインも大変だけど、世界にはわたしたちの知らない世界がたくさんある!2023/02/05
anne@灯れ松明の火
33
新着棚で。舞台はカナダ。6歳の女の子が、スクールバスのバス停まで、長い道のりを歩いていく。6歳がひとりでなんて、日本では考えられないなあ。寒さや怖さを吹き飛ばすため、歌い始める。だから、このタイトル。絵は、ジュリー・モースタッドさん。カナダで注目されているイラストレーターだそうだ。ちょっと懐かしい感じの素朴な絵。そして、訳は、むらおかみえさん。村岡花子さんのお孫さん。2021/02/21
Cinejazz
16
「私が6才だった頃、長い長い道のりを歩いて学校へ通っていた・・・」 カナダのセシル湖畔の家から、スク-ルバスの停留所までの暗くて深い森を、一人で歩いた作家自身の少女時代の思い出を、素朴な画風のイラストで、孤独と不安、困難を乗り越える逞しさが表現された、目にも鮮やかな絵本。「私が6才だった頃、長い長い道のりも、歌って歩けば 暗闇 消えた」 バスの中はホワ-ッと暖かい、みんなの笑顔がまっていた、さあ、新しい一日の始まり・・・。2022/05/05
雨巫女。@新潮部
16
《図書館-新着》学校まで、遠いですね。スクールバスに出合うまで、かなり遠い。2021/04/14