億男

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784838727148
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

70万部突破『世界から猫が消えたなら』の川村元気待望の小説第2作は
BRUTUS連載で話題沸騰の、お金のエンタテインメント。
突如、億万長者となった図書館司書の、お金をめぐる30日間の大冒険!

「お金と幸せの答えを教えてあげよう」
宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。
浮かれる間もなく不安に襲われた一男は「お金と幸せの答え」を求めて
大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。
だがその直後、九十九が失踪した―――。
ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、
ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ……
数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、
一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。
人間にとってお金とは何か?
「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?
九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?

<本書の推薦コメント>
大泉洋さん(俳優)
「あまり本を読まない私が久しぶりに一気に読んだ。億という金をいきなり手にした男はどうなってしまうのか。金と人間の生々しい話を聞かされながら何度も涙が溢れた。これは子を持つ親にはたまらない物語だ。読後、いきなり娘を抱きしめ怒られた。責任を取れ川村元気」

岩井俊二さん(映画監督)
「読み終わった時、お金といういつも僕らのポケットの中にいるこいつがとんでもない怪物に思えてきた」 

松浦弥太郎さん(「暮しの手帖」編集長、エッセイスト)
「やっぱりお金とは友だちのようだ。こにくたらしいけれど、僕は信じて生きていきたい」 

一男の世界
 九十九の金
 十和子の愛
 百瀬の賭
 千住の罪
 万佐子の欲
 億男の未来

【著者紹介】
1979年、横浜生まれ。上智大学新聞学科卒業後、東宝にて『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、‘11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。‘12年に初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同書は本屋大賞へのノミネートを受け、映画化が決定した。‘13年にはアートディレクター佐野研二郎と共著の絵本『ティニー ふうせんいぬのものがたり』を発表し、同作はNHKでアニメ化。その他の著書として、イラストレーター益子悠紀と共著の絵本『ムーム』、山田洋次・沢木耕太郎・杉本博司・倉本聰・秋元康・宮崎駿・糸井重里・篠山紀信・谷川俊太郎・鈴木敏夫・横尾忠則・坂本龍一との対話集『仕事。』がある。

内容説明

宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。浮かれる間もなく不安に襲われた一男は、「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。だがその直後、九十九が失踪した―。ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ…数々の偉人たちの“金言”をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。人間にとってお金とは何か?「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?

著者等紹介

川村元気[カワムラゲンキ]
1979年、横浜生まれ。上智大学新聞学科卒業後、東宝にて映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、’11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。’12年に初小説『世界から猫が消えたなら』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

740
川村元気版、現代の「青い鳥」という感じがしました。以前ドキュメンタリーで見たお金という存在のなかったアフリカの原始共存生活の村が、貨幣経済の導入で崩壊して行く様を思い出しました。いずれにしても人間は欲がなくなると生きてはいけない存在なんじゃないかなぁ!2014/11/13

遥かなる想い

676
2015年本屋大賞第10位。 宝くじに当たって、3億円 もらった男のお金をめぐる お話。お金の皮肉を 気楽に読めるのが楽しい。 お金を愛した者、憎む者、 各章がほんのりとした余韻 を残し、物語は進む… かかわり合いのあった人 たちの心が澄んでいるのが 心地よい…一男と九十九、 一男と彼が愛する家族、 最後は心がなごむ気がする…そんなお金と幸せの話だった。2015/09/12

ウッディ

621
弟の借金を返済する為、昼夜なく働き、家族をも失った一男。福引で貰った宝くじが当選し、3億円を手に入れる。ベンチャー企業を起こし成功した学生時代の親友九十九に相談するが‥。お金と幸せの意味を見つける物語。波乱万丈な物語と言うより、「お金を得る事は幸せなのか?」を問いかける自己啓発本のような印象でした。お金は欲しい、けれどお金に囚われてしまうと不幸しか待っていない。本当に欲しいものは、手に入れるまでが幸せなのは、お金に限らないのかもしれない。ラストは爽やかだったけど、すこし物足りない感じでした。2018/12/06

風眠

492
弟の借金を背負わされ、妻子とは別居、図書館司書の仕事だけでは生活できず、夜はバイトの日々。つまり、お金に困っている男が主人公。で、福引でもらった宝クジが大当たり、で、いきなり3億円の億万長者。それは困っちゃうよねー、途方に暮れちゃうよ、「お金と幸せの答えを、教えてください」って諭吉さんに尋ねたくなるよね。だって夢かと思うよね、あまりにも想像できないことが現実になると。もしも3億円がいきなり手元にきたら、たぶん私も途方に暮れるな。無いよりはまぁ、あったほうがいいけれど、お金は程々でいい。何ごとも程々がいい。2015/06/23

再び読書

392
お金の魔力に心が翻弄される。前作と比較すると心を揺さぶられる度合いは少ない。少し、テクニックに走り過ぎかもと感じる。折角紡いだ家族の絆は、それだけで崩壊するのだろうか?クリエイターとしてのスカした目線が鼻につく。目の付け所や文章は共感出来るだけに、へんなまとまり方に残念な思いが募る。お金の魔力や、存在感、成り立ちにはなるほどと感心したが、素直に感動に繋がらない。もう少し実態としての人の捉え方に疑問を感じた。2016/01/09

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