内容説明
あの子はベッドに入ったけれど、「おやすみなさい」まで、まだまだ時間がかかります。２００６年オーストラリア・ストーリータイムブック賞受賞。
著者等紹介
ダッド，アンドリュー［ダッド，アンドリュー］［Ｄａｄｄｏ，Ａｎｄｒｅｗ］
オーストラリアの作家であり、俳優、タレント。長年、ＴＶ番組の司会者をつとめている。自身の子どもたちのベッドタイムストーリーだった絵本『おやすみ、ぼく』は、いまや、たくさんの家族のお気に入りになり、２００６年オーストラリア・ストーリータイムブック賞を受賞。妻と３人の子どもたちとともにシドニー在住
クエイ，エマ［クエイ，エマ］［Ｑｕａｙ，Ｅｍｍａ］
イギリスで育った子どもの頃から、絵本作家をこころざす。大学を卒業後、モロッコやインド、ネパール、ブータンなどをスケッチ旅行しながら、フリーのイラストレーターとして活躍。１９９３年にシドニーに移って以来、積極的に子どもの本の仕事を続け、さまざまな賞を受けている
落合恵子［オチアイケイコ］
１９７６年よりクレヨンハウスを主宰し、文化を明るく拓いていく提案を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Kawai Hideki
82
あまりの衝撃に反省せずにはいられなくなる絵本。オランウータンの子供が、足、膝、お尻、お腹、腕、手、首、顔、…と、身体のパーツ一つ一つに順番にお礼を言って、やがて眠りにつくお話。なんという徹底したケアと身体への感謝心であろう。それにひきかえ、未練がましくもソファに寝そべったまま、不自然な姿勢で寝てしまう我が身のだらしなさよ。ちなみに、今週はそのせいで首を激しく寝違えたらしく、ずっと肩こりと首の痛みに悩まされた。ちゃんと区切りをつけて、自分の身体を含め、もろもろに感謝しながら眠るようにしたいものだ。2014/06/20
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
44
ベッドに入って、自分の身体に呼びかける。今日一日の出来事を振り返りながら。あし、ひざ、もも、おなか、おしり、むね、ゆび、うで、くび、みみ、はな、くち……おやすみ、おやすみ。眠たい匂いがしてきた。夢がみえてきた。おやすみ、お母さん。もうちょっとだけそばにいて。もうちょっと、もうちょっと、もうちょっと……。オーストラリアの作家にして俳優、テレビ司会者のアンドリュー・ダッドさんが自分の子どものために作ったベッドタイムストーリーだったそうです。翻訳と解説は落合恵子さん。2014/07/26
わむう
26
お布団に入ったチンパンジーが、今日も頑張った自分の体のパーツひとつひとつに優しくおやすみを言います。一番最後におやすみなさいの言葉をかけるのは、大好きなお母さんでした。2020/09/28
たーちゃん
23
何年も前にあまりの可愛さに一目惚れして購入した絵本。オランウータンの子供が体の一つ一つに今日もありがとう、明日もよろしくねと言いながら眠りにつくお話。これを読む度に自分の健康な体に感謝し、今日もありがとうも声に出して言いたくなります。子供の体を優しく撫でながら読み聞かせたい一冊です?2018/06/07
Aya
22
【図書館】あたたかい気持ちでいっぱいになるおやすみ絵本。「おやすみ、ぼくのあしさん」「おやすみ、ぼくのおしりさん」「おやすみ、ぼくのみみさん」…オランウータンの子どもが自分の身体のパーツひとつひとつに感謝し、おやすみの挨拶をする。子どもの身体をタッチしながら読んであげたい1冊。2014/06/27
