内容説明
プレイセラピーは効果があるのでしょうか?プレイセラピーの目標や理念は、本来はどこにあるべきなのでしょうか?子どもと遊ぶことだけを主眼に置いていないでしょうか?この本は、有効な心理療法と子どもの遊びを求め、実践してきた著者による新しいプレイセラピーの入門のための1冊です。プレイセラピーの考え方や、セラピーを効果的なものにする注意点、子どもとの心理療法を行うときに大切なポイントなど、盛沢山のことが描かれています。プレイセラピーについて知りたい初学者や、自分がやっていることに自信がない臨床家、新しい知見を求めるベテランたちなど、多くの人に読んでもらいたい1冊です。
目次
プレイセラピー再考
なぜ、今、あえてプレイセラピーなのか?―現代社会とプレイセラピー
プレイセラピーの本質―出会いと別れ、そして成長
プレイセラピーの時空間をめぐって
プレイセラピーの「遊び」の意味を捉えなおす
プレイセラピーにおける体験の共有とことば以前の心のつながり
子どもを遊びに導く「何か」とは何か
効果的な心理療法としてのプレイセラピーの実践(1)―場面緘黙児に対する治療的アプローチ
効果的な心理療法としてのプレイセラピーの実践(2)―発達障害児に対する「構造化プレイセラピー」
発達障害児へのグループセラピーの実践
プレイセラピーにおける「家」表現―事例研究
子どもの心理療法における初回面接(インテーク)の進め方とコツ
著者等紹介
丹明彦[タンアキヒコ]
目白大学人間学部心理カウンセリング学科・大学院心理学研究科・准教授。東京学芸大学教育学部障害児教育学科卒業・東京学芸大学大学院教育学研究科修了。公認心理師・臨床心理士。ほっとカウンセリングサポート代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろか
たらこ
まなまな
色彩をもたない月