内容説明
諸々の品物の値段を調べ、覚え書きを作ってゆくうちに、いつの間にか、往時の人々の生活の臭いが感じられてきて、江戸の体臭をさえ感知できそうになった―江戸時代の物価の変遷を丹念に追った幻の「事典」が、新装版で復活。
目次
幕府の主要事項
幕府政策と社会事項
江戸時代の通貨
武家事項
農家事項
商業と町内の運営
諸色物価
江戸時代の金融業
家主・借家人・家賃・ほか
職人の生活
行事事項・ほか
交通と通信
食品
衣料品・ほか
医薬
履物、傘・笠
湯屋と髪結床
水油・伽羅油・タバコ・雑貨
絵・書籍・暦・ほか
歌舞伎・寄席・相撲・ほか
遊女と揚屋
鳥追い・物売り・物貰い
米・米価年表
著者等紹介
小野武雄[オノタケオ]
1906年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。専攻は英文学。早稲田大学、目白女子短期大学、帝京大学教授・図書館長を歴任。1979年10月29日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。