内容説明
ぼくはぼくだ。ぼくの船の船長さ。だからパパとママが別れても、ぼくはぼくで生きていく―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
7
パパもママも大好きなのに、二人は離婚することに。ひとり息子のぼくの戸惑い・不安・悲しみに両親はしっかりと言葉で答えるが…。子ども向けの読み聞かせには難しいと思う。2023/03/08
いっちゃん
6
まさかの船長。2017/06/27
遠い日
5
テーマがわかったとたん、ぎくりと心が揺らいだわたし。離婚というデリケートな問題を子どもとともに考えるのは難しい、ような気がする。離婚にまつわる子どもの本を読んだことはあるのだけれど。両親の人生、これからへの誓い、そんな真摯なことばが、この子の気持ちを支えたのか。タイトルの意味はひじょうに重い。2013/06/08
はるるん
1
なるほど〜なかなか複雑なテーマを絵本に。息子は離婚という概念がないので、これだといつパパとこの子は遊べるのかと気にしていた。2018/11/27
nutts
1
童話屋の最新作だけで指名買い。出だしから、さすがと思わせるかと思いきや!!!田中さん・ななさんはどんな思いでこの本を翻訳すると決めたんだろう。その懐の大きさたるや計り知れない。読めば読むほど、おとなの方が複雑に言い訳がましく考えてしまう。案外、読み聞かされる子供たちの方が素直に腹落ちするのだろうか。いや、そんなことは・・・などなど。とりあえず、わが子に読んでやれる覚悟が、今の自分にはない。久々に考えさせられた一冊。2012/03/15