内容説明
ページをめくるごとに、パリのエスプリを感じる、古代から現代にいたるパリの芸術文化がつまった1冊。ルテティア(パリの古名)の時代から現在のパリ都市圏まで、2000年に及ぶ建築の歴史を含む、フランス芸術とも言い換えられるその膨大な総量から、本書では、拡大した現在のパリ都市圏の中で制作された作品に対象を絞った。
目次
1 古代・中世(民族、宗教、王朝が織りなす層―先史時代‐1140年;初期ゴシック芸術―1140‐1220年;レイヨナン芸術―1220‐1330年 ほか)
2 近世(ルネサンス―1450‐1540年;アティシスムとマニエリスム―1540‐1600年;初期ブルボン王朝―1600‐60年 ほか)
3 近現代(最後の君主たち―1800‐70年;ベル・エポック―1870‐1914年;狂乱の時代―1914‐40年)
著者等紹介
ペルーズ・ド・モンクロ,ジャン=マリー[ペルーズドモンクロ,ジャンマリー][P´erouse de Montclos,Jean‐Marie]
パリ国立政治学院(IEP)を卒業し、国家博士号取得。CNRS(フランス国立科学研究センター)の主任研究員。1969年にエチエンヌ=ルイ・ブーレーの建築に関する専門研究書を出版。1982年に、「フランス式建築」に関する論文を上梓し、古典派建築の新しい解釈を展開した。1964年、フランス芸術文化財台帳(Inventaire g´en´eral des Monuments et richesses artistiques de la France)作成にあたり、アンドレ・マルローとアンドレ・シャステルに請われて首席研究員となり、20年間この幅広い研究に携わった
三宅理一[ミヤケリイチ]
1948年東京生まれ。1972年に東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程を経て、1979年にパリ・エコール・デ・ボザール卒業。工学博士。芝浦工業大学、リエージュ大学、慶應義塾大学、パリ国立工芸院で教鞭をとり、2010年より藤女子大学に勤務。現在、同副学長。建築史、地域計画、遺産学を専攻。ポンピドゥー・センター、パリ装飾美術館、ヴィトラ・デザイン・ミュージアム等の展示コミッショナーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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毒兎真暗ミサ【副長】
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