内容説明
エレーヌは今日もひとりぼっちだ。居場所がどこにもない。そんなふうに感じるときは、いつも本を開いて、大好きな『ジェーン・エア』の世界にとじこもる。あるとき、学校のみんなと合宿に行くことになった。いろんな子のグループができている。そこで起こった出来事をきっかけに、エレーヌに小さな変化が起こりはじめる。カナダ総督文学賞受賞、気鋭のイラストレーターが描く繊細なグラフィック・ノベル。
著者等紹介
アルスノー,イザベル[アルスノー,イザベル] [Arsenault,Isabelle]
イラストレーター。ケベック大学でグラフィックデザインを学び、絵本や児童書の分野で活躍。初のグラフィック・ノベル(小説全編に挿絵をつけた作品)である『ジェーンとキツネとわたし』で、3回目となるカナダ総督文学賞を受賞し、『アンナとわたりどり』(西村書店)で2011年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞するなど、数々の賞にかがやく。カナダのモントリオール在住
ブリット,ファニー[ブリット,ファニー] [Britt,Fanny]
作家、翻訳家。約10作の戯曲、15作以上の翻訳があり、翻訳では英国、アイルランド、アメリカ、英語圏カナダの現代作家の作品に取り組む。『ジェーンとキツネとわたし』でカナダ総督文学賞を受賞。カナダのモントリオール在住
河野万里子[コウノマリコ]
翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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