名作を生んだ作家の伝記シリーズ
「かいじゅうたち」の世界へ―モーリス・センダック

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  • サイズ A5判/ページ数 156p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894236233
  • NDC分類 K726
  • Cコード C8023

内容説明

名作絵本『かいじゅうたちのいるところ』を描いたモーリス・センダックの伝記。

目次

第1章 子ども時代の暗い片隅と向かいあって
第2章 画家そして物語作家になるまで
第3章 三冊の大事な本
第4章 ミッキーにおむつ!?
第5章 物語の芸術
第6章 センダック、舞台へ
第7章 センダックの「ユダヤ人大虐殺」物語
第8章 子どもたちを怖がらせて

著者等紹介

マルコヴィッツ,ハル[マルコヴィッツ,ハル][Marcovitz,Hal]
ジャーナリスト。子ども向けに70冊を超えるノンフィクションを書いている。妻とふたりの娘とともに、アメリカのペンシルヴェニア州で暮らしている

水谷阿紀子[ミズタニアキコ]
1978年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科前期博士課程修了。専攻はイギリス社会経済史。特に、18世紀のイギリス湖水地方における社会・経済・人口・家族のありさまを研究した。現在は、文芸および経済・金融分野の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

13
子供って大人だ。2016/06/08

みよちゃん

6
児童書の伝記の棚にあるけれど、センダックの絵本についてかなり詳しく書かれている。かいじゅうたちやミッキーの図書館での取り扱い方やその事についてのセンダックの考え方が、詳しく書かれている。子供時代の考え方、モーツァルトが大好きなこと、知ってはいたが、具体的に精力的に舞台などに力を入れた事、もちろんナチスのこと、よりセンダックが好きになる。2016/06/15

takakomama

5
センダックの伝記や絵本の解説、「かいじゅうのいるところ」や「まよなかのだいどころ」などの論議の経緯。論議を巻き起こしながら、賞も受賞していて評価が分かれています。大人は批判しますが、子どもたちには人気があって世界中でベストセラーになり、アニメやオペラにもなっています。DVDも見ました。裸の子どもを描いた挿絵画家はセンダックが初めてだそうです。 2022/10/30

うりこ

2
『かいじゅうたちのいるところ』で有名なセンダック。恐くて、不安にもさせる彼の絵本は好きで、日本で出版されたもの(『マミー?』は未読)はほとんど目を通しているけれど、センダック自身のことはほとんど知らなかった。世に出すごとに物議をかもしだしていたことは、うすうす知っていたけれど、これほどだったとは! 特に『まよなかのだいどころ』への非難には、びっくり!自分の信じるところを曲げず、本質的なところを追及し続けるセンダック。絵本だけでなく、オペラやバレエも手掛ける創造的で、偉大な芸術家。ほんと、凄いなあ!2021/05/07

ようこ

1
センダックの生み出す作品の持つどこかざわざわする感じにはどういう背景があるのかわかる気がする。2009/04/05

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