四人の作品を文学と美学・芸術学の視点から分析

... 透谷の「国民の元気」ということばを引いても、それは生命の本質というところに重点があり、「我邦の生命」についても同様で、このことは「地底の水脈」の把握にもむろん及び、〈エロス的水脈〉というふうになるのである。「地底的情念はしかし、このよう ...

... 透谷詩考』国文社一九八六年一〇月森山重雄『北村透谷エロス的水脈』日本図書センター一九八六年五月小沢勝美『北村透谷——原像水脈』勁草書房一九八二年五月津田洋行『透谷像構想序説』笠間書院一九七九年五月黑古一夫『北村透谷論——天空の渴望』冬樹社一 ...

• 2 ) 200 森山重雄『北村透谷エロス的水脈』(日本図書センター、昭 6 ・ 5 13 )橋詰静子『透谷詩考』(国文社、昭 6 ・ 10 ・ 15 )ときめぐりきたる自由民権の碑建碑実行委員会編『時・運・来』〈「自由民権の碑透谷と美那子出会いの地」建碑の記録〉 ...

... 的・宮廷的なる哲男 11 私評・相馬庸郎著『子規・虚子・碧梧桐』ものとしての藤本宗利 9 米田利昭 3 『うつほ物語』における ... 透谷像と<歴史>的透谷像一森山重雄『北村透谷エロス的水脈』書評・展望佐藤泰正著『夏目漱石論』小感を読んで平岡敏夫 9 ...

... 透谷:稿本近代文学 8 [ '85 .9 〕ある属吏の命運-北村快蔵の非職と透谷:文学 54 ( 3 ) '86 .3 ]森山重雄北村透谷エロス的水脈日本図書センター'86 .5 317p 22cm 5800 円吉增剛造[雑誌]透谷ノート小沢書店'87 .5 149p 20cm 1400 円(小沢コレクション 19 ) ...

... 北村透谷の世界佐藤毅著浪漫主義文学研究会 1979.9 76p 26cm (浪漫研叢書 6 ) ◇個者へのこころ島木英著吉田和子 222p 18cm ... 水脈小沢勝美著勁草書房 1982.5 264p 20cm ◇北村透谷研究平岡敏夫著有精堂出版 1982 . 5292p 19cm ◇続北村透谷研究平岡敏夫著有 ...

... 透谷の柔かな感性に刻まれた、自由民権運動の刻印のその傷痕のぬぐいがたさに似て、民権運動敗北の構造は透谷のロマンティシズムの構造を決定しているといえるだろう。注 1 「北村 ... エロス的水脈』(日本図書センター、昭 60 )など。(写真:北村透谷、十四歳) ...