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増鏡 from books.google.com
... 増鏡南北朝時代の歴史物語。十七巻本と十九巻本がある。『増鏡』の作者については二条良基説が現段階では最有力。その製作年代は和田英松氏は延元三年(一三三八) ~正平十一年(一三五六)までの十七八年間と推定。しかし異説も多い。興仁親王が皇太子になっ ...
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... 鏡」には、後一條天皇から高倉天皇までの有様があったやうに思ひます。ほんたうでせうか、『いや世』といふ隆信朝臣が、後鳥羽天皇の御位にあ九 10 られた頃までを記したもので おろかなる云々ますかがみは、ますみのかみ、即ち、明かにすみ渡った鏡。今 ...
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... また良基の「擬古調の文」と増鏡の文章とは「実に驚かれるほど似て」おり、最後に、増鏡の作者に関する旧説が「すべて良基とその子孫の間を彷徨してゐた」ことは、事の真実を書きしているように思われる、ということにある。第四章徒然草と増鏡.