... 経の音義類に収められていると見てよいであろう。以下、手がかりとして、『大般若経音義』(築島裕『大般若経音義の研究』所収)を取り上げ、同音義の標出字を大般若経字彙とし、それらの字彙と観智院本「禾〜」の被注字との一致・不一致を調査することに ...

... 音義は、音注・和訓ともに片仮名を用いたものである。以上の諸本の間で、直接に密接な引用関係が存するのは、信行音義から『大般若経 ... 研究本文篇・索引篇』( 1977-1983 )、川瀬一馬「古辞書の研究』( 1955 、講談社)、岡井慎吾「大般若経字抄について ...

『大般若経音義』南北朝期写本断簡をはじめとする、覚城院所蔵聖教ならびに文書・書状類を、第一巻につづいて紹介。カラー口絵2頁。

... 音義の判型(縦 26.0 ×横 10.5 、図 2 本照)もこの大般若経の判型に合わせて作られたものと推定される。表もに明らかな通り、これまで、折本仕立の音は知られておらず、ほとんどが粘集袋・袋装であり、装丁として ... 研究第 4 号山田:不定寺大般若経首について.

... 音義の採録率・受入率以上、名義抄と玄応音義との関係についての先学の研究をみた ... 研究で示した、名義抄の出典に一定の採題をさらに詰めていくことが必要であろう ... 大般若経音訓と東宮切韻の二つはその原典が現存しないから直接玉篇・真興撰大般若 ...

... 大般若経音義中巻」と「新撰字鏡」いずれにせよ『新撰字鏡』の注文に大般若経に関連するものがあるのであるから、その音義に注意を払ってはきたものの、これという確たる例証を得ないまま三十年を消してしまった。このたび来迎院本の『大般若経音義』の ...

... 音義」では「大般若経字抄」の様に熟語・梵語を掲出しているわけではない。にもかかわらず ... 研究(篇」(勉誠社)「古辭書音義集成 3 大般若経音義・大般若経字抄」(汲古書院) とにすぎません。それゆえ、私 226 - 147 「大般若経字抄」について(住谷芳幸)