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東山文化の研究 from books.google.com
... 東山文化研究において殆んど見落されてゐたところである。殊に華殿の象徴的世界観と東洋藝術の象徴主義との間に一脈の關聯のあることの豫見されながらも、その具體の事例が乏しく、漠然とした想像以上には出られなかった現状であるから、それはさうした ...
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... 東山文化研究の多くでは、がいしてこの点の究明が立ち遅れていたように思えるが、これについては黒川直則氏の一連の叙述が研究史の空白を埋める試みとして注目されるのである(参考文造営の財源設には変動はなく、応仁の乱中に室町殿が天皇の仮皇居にされ ...
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... 研究のうち、東山文化にかかわる研究の占めた割合はかなり大きい。太平洋戦争のさなか、四二年(昭和十七)に森末義彰山時代とその文化」が出版され、結果として終戦直後となったが、四五年に芳賀幸四郎『東山文化の研究』が刊行されたことも注目される ...
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... 東山文化の性格とその成立金春禅竹の能楽観及び美的理念を通してみたるー」、五月、史学会大会研究発表「足利義政の宗教生活 ... 研究発表の軌跡は、その年一二月に出る『東山文化の研究』に至る著者の研鑽を語るものとしてとくに興味深い。第一・二巻 ...
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1 佐々木馨東山文化と仏教東山文化とは教科書的にいえば、北山文化に連なり、応仁の乱をよそに東山山荘=慈照寺銀閣寺に逃避 ... 研究方法であるが、研究史的にみて、それを初めて実証的に達成したのは芳賀幸四郎氏の『東山文化の研究』であった。同氏は ...
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... 文化史・仏教史の方面で業績をあげ、東京文理科大学助手をふり出しに、戦後東京文理科大学の講師、助教授、ついで東京教育大学助教授、教授として三〇有余年の間後進の指導に当られました。先生は、大著『東山文化の研究』において、当時未刊史料であった ...
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... 東山時代以来の伝統的名物である。さらに書院には古今集が置かれている。瀬戸・古備前を使い、中心に禅僧の墨跡をすえた佗茶を基本とし、鎖の間には東山時代の伝統的名物を掛け、書院には王朝的な古今集を配すというこの茶会は、いってみれば東山文化の ...