フーコーの最も重要な著作を新訳。伝統的な「思想史」と訣別し、歴史の連続性と人間学的思考から解き放たれた「考古学」を開示する。

考古学的記述とは何か―フーコーがその方法論を全面的に開示して、その後の人文諸科学に決定的影響を与えた歴史的名著。

20世紀最大の思想家ミシェル・フーコーの全文業及び全発言を、単行本分を除いて発表順に集大成したガリマール版Dits et ...

近代になって登場した「人間」は、いずれ終焉を迎えるだろう――。20世紀の文化人に大きな衝撃をもたらした、今なお革命的思想書。

... 知=エピステーメー(構造主義 3 フーコーは、近代理性主義の思想史では見えなかっ ... 学の講師となったフーコーは、『古典主義時代における狂気の歴史』によって博士の ... 考古学」の手法を用いて、フーコーは探ります。知の考古学は、私たちの思考の台座 ...

... 知の考古学』のなかで、「考古学は社会編成の分析 l'analyse des for-実定的に歴史性をもった社会の編成の探求であろう。フーコーの哲学は、人間の「歴史的社会的存在論」であり、一九二〇年代以来の哲学的人間学の主題を、ラディカルに遂行したものと ...

... 知(エピステーメ)を求めて考古学的な方法で「時代の知」を解き明かすフーコーの思想の特徴は、考古学の手法で時代の知(エピステーメ)を探ろうとしたことです。まず彼は時代を「地層」のようなものと考えました。地層は時代ごとに連続せずに層をなしていて ...

A summing up of Foucault's own methadological assumptions, this book is also a first step toward a genealogy of the way we live now.