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シリーズ進化学 〈6〉 行動・生態の進化 長谷川眞理子

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000069267
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C3345

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たわわちゃん

2
6章の総括にもあるが、2章の血縁淘汰の出来が良い。『進化と人間行動』では、多女王制・複数婚制下の不妊ワーカーの存在について、あやふやな説明に止められていたが、本章ではポリシング理論により明快に説明されている。2章では他にも、真社会性昆虫の性比やら緑髭効果の実例やら群淘汰の数式モデルやらが紹介されていて面白い。1章は導入。3章は長谷川らの他の本と同内容。4章はコミュニケーションと信号と、題材自体は興味深いが、筆者の田中嘉成が自身のどうでもいい理論を唱えててウザい。5章はカッコウの話が面白い。という感じです。2016/05/07

ばん

0
「進化論は、一つの方法」と安部公房がある対談で言っていたが、全くその通りで、進化論におては自然淘汰、血縁淘汰、性淘汰、あるいは共進化、信号のありかた、ゲーム理論など、様々な、それでいてある一定の共通する法則性を帯びた理論が絡み合っているし、それらが寧ろ進化論の本質であると言える。従って、思想界からの良くある批判など、自らが創り上げた進歩思想に縛られた様を見ると滑稽でしかない。進化論は進歩思想とは全く違うものである。あるいは、種族への帰属などとも全く異なる話である。そして遺伝子はやはり数式だった。2012/05/03

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