岩波新書<br> 東京遺産―保存から再生・活用へ

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岩波新書
東京遺産―保存から再生・活用へ

  • 森 まゆみ【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 岩波書店(2003/10発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 232,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004308584
  • NDC分類 523.136
  • Cコード C0236

出版社内容情報

著者は20年にわたり,東京駅,同潤会アパート,丸ビルなど東京に残る歴史的建造物の保存運動にかかわってきた.その活動を記録するとともに,再生・活用するためには,どうしたらよいかを提言する.文献案内・略年表を付す.

内容説明

著者は、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊して以降、同誌の編集や著作のかたわら、東京駅、同潤会アパート、丸ビル、上野の奏楽堂など東京に残るさまざまな歴史的建造物の保存運動にかかわってきた。二〇年にわたるその活動を記録し、再生・活用するためには、どのようにしたらよいかを提言する。都区内の文化財(建造物)一覧等を付す。

目次

1 名建築を残したい!(上野の奏楽堂とパイプオルガン;赤レンガの東京駅;湯島の岩崎久彌邸;上野ステエション)
2 原風景と都市景観(丸ビルと日本工業倶楽部;谷中の五重塔;上野不忍池水合戦;地べたから見える富士山)
3 さまざまな物語を背負って(同潤会の残したもの;千駄木・安田邸;サトウハチロー邸)
4 暮らしの中にいきづく建物(谷中の吉田屋酒店;はん亭とふるかわ庵;谷中小学校の冒険)

著者等紹介

森まゆみ[モリマユミ]
1954年東京に生まれる。1977年早稲田大学政経学部卒業。現在、作家・地域雑誌編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Mumiu

45
旧岩崎邸、東京駅などの近代建築。京都の町家。素敵な建物は全国あちらこちらにある。旅行でもその土地の素敵な建物を訪れるのを楽しみにしている。東京で「谷根千」という雑誌を作りながら地域で建物の保存活動などをしている作者。東京という地価の高さと、収容する人口の多さ。その中で低層が多い建物の保存はハードルが高かっただろう。当時のままに保存という願いも尤もだけど、中を改装してでも使い続けるのも悪くないと思う。今年オープンした弘前のスタバは「旧第八師団長官舎」(1917年建築)。広い世代に愛され利用されるだろう。2015/07/25

浅香山三郎

10
『谷根千』の編集者で作家でもある森まゆみさんによる、東京遺産保存運動の実践篇と言へやうか。森さんや中心になる人々の熱心さ、地域の理解、行政の地道な働きかけといつたものが根つ子にあるからこそ、総合的に何とか守れたといふ事例が多い。逆に、余り上手く行かなかつた事例の紹介もあり、かかる活動の微妙な力加減の難しさをも窺はせる。私有財産ではあるが、地域の象徴的景観でもあるやうなものの公益性をだう訴へて行くか、文化財とは言ひ難く、史跡にもならないものの場合、地域が何処まで活用できる態勢を作れるかなど、課題提示も有益。2017/04/28

岡本匠

7
森まゆみさんの本を読むのは久しぶり。この本は2003年に出版された。 東京の街並みの保全や歴史的建造物の保存活動にどのように携わってきたのかをまとめたもの。保存できなかったものもあるが、人と人との関わりの中で運動を大きくし、新たなキーマンを創り出して行き、それが次の行動に繋がって行く。市民活動の教科書的な本だと思う。いい本。2016/09/17

てくてく

3
バブル経済期は土地の有効活用が唱えられて、阪神大震災後は耐震性に問題があるからという理由で破壊されていく東京の歴史ある建物たち。その建物を守ろうとした活動などを紹介している。著者の指摘する通り、建築時には現在の技術では大丈夫、という割に、建て替えの際は、「耐震性に問題があるから」という理由が挙げられることには苦笑せざるをえない。東京ならではの歴史のある顔、つまりは建物や景観を守るためには、行政側に知識と教養、住民側には熱意がある程度なければならないのだろう。<おすすめ>2015/01/11

takao

2
保存運動2021/05/31

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