性の倫理学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022575111
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0095

内容説明

売買春、性愛の変容、同性愛性同一性障害、生殖の未来、障害者の性結婚制度、エイズ/HIVなど「性のいま」をめぐる12の真摯な議論。少数派への熱い眼差し。社会制度への疑問に満ちた刺激的な対話集。

目次

性の商品化はすべて悪い!―セックスは金銭を媒介させてはいけない(加藤秀一)
時代を映す「性」の言葉―セックス、セクシュアリティ、ジェンダー…(斎藤光)
カミングアウトは自分のため―「私は同性愛者、共に暮らす女性は恋人」(池田久美子)
性の自己決定能力と援助交際―「援交はよくない」と言える唯一の理由(宮台真司)
「恋愛」が人間を不自由にした―日本人の性愛の変容(佐伯順子)
「性別保留」制度の推進を!―バイオエシックスの視点から(星野一正)
「無出産社会」到来で性別は無意味になる―男女の不平等が解決する可能性(橋爪大三郎)
家父長制と性産業―快楽の市場では「良質が悪貨を駆逐する」(上野千鶴子)
家族制度は人間を孤独から守る―「前近代の性は豊か」は嘘である(小谷野敦)
法律婚は虚構と拘束の上に立つ―「真っ当な関係」という思い込み(角田由紀子)
障害者の性を語ろう―「女」で「障害者」はダブル・マイノリティ(小山内美智子)
未知なるウイルスへの事前予防―エイズ/HIVから得たもの(今村顕史)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hikarunoir

5
聞き手がLGBTな分、曲者識者どもにも胸襟を開かせた。書名はギャグらしく、男女二元論や売春の是非を懐疑できる程度には網羅。2017/03/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/230777
  • ご注意事項

最近チェックした商品