内容説明
本書は、将来の人類の生活や地球環境を守るためのサイエンスの一翼を担うべく、微生物制御学の学理を構築し、その体系に基づいてさまざまな制御のためのテクノロジーの原理や方法を位置づけ、その貢献の可能性を提示する。
目次
序章 微生物制御とその用語
1章 微生物細胞のしくみ
2章 微生物の生活
3章 微生物の生き残り戦略
4章 微生物制御法の原理と科学
5章 微生物制御における測定・評価法
6章 微生物制御・管理のためのシステム
7章 殺菌、静菌、除菌、遮断の技術
8章 微生物の保存
9章 微生物培養における制御
10章 将来の展望
著者等紹介
土戸哲明[ツチドテツアキ]
工学博士。1971年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。現在、関西大学工学部生物工学科教授
高麗寛紀[コウライヒロキ]
工学博士。1967年徳島大学工学部応用化学科卒業。現在、徳島大学工学部生物工学科教授
松岡英明[マツオカヒデアキ]
工学博士。1981年東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。現在、東京農工大学工学部生命工学科教授
小泉淳一[コイズミジュンイチ]
工学博士。1981年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、横浜国立大学大学院工学研究院教授
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