内容説明
激化する軍拡競争、支えあう経済、暗躍する密使、新指導者、米中新冷戦―新局面に入った中台関係の本質を抉る。
目次
1章 「台湾海峡の緊張」という虚構
2章 深まる経済相互依存のジレンマ
3章 中国共産党の変貌
4章 李登輝による「虚構崩し」
5章 陳水扁政権はどこへ行くか
6章 独立か、統一か多元化する政治潮流
7章 米中協調関係の「虚」と「実」
8章 軋む「七二年体制」
著者等紹介
岡田充[オカダタカシ]
1948年、北海道生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、共同通信社に入社。香港支局長、モスクワ支局長、台北支局長を歴任し、現在、外信部編集委員・論説委員。専門は東アジアの安全保障と外交
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