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内容説明
たとえば、ヒトゲノム解析計画。遺伝子のどの部分が、何の役割を果たすのか解明するため、約30万個といわれるヒトの塩基対すべてを解析しようというものだ。この計画終了後は、ガンやエイズも治療できるはずだというが、どこまできているのか。また、あるのかないのかわからないまま、一人歩きをはじめた常温核融合。重水を電気分解すると核融合が起こる?この現象で、人類は半永久的にエネルギー問題から解放されるのか?その他、超伝導電磁推進船、極限微生物、イオンロケット、第5の力など、世界中を騒がせた30の科学・技術の「その後」を追跡。
目次
常温で超伝導は実現するか
リニアモーター新幹線が走る日はいつか
超伝導で船が動く日はくるか
深海はフロンティアになりうるのか
深海細菌は原油流出事故を救うか
第五の力は実在したのか
旧ソ連のスペースシャトルは飛んでいるか
国産スペースシャトルは実現するか〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どろすて
1
古書店で購入しました。 今から23年前、1994年の時点で研究開発中のまま(たぶんバブル崩壊で計画が見直されて)マスメディアの話題に上らなくなった科学トピックスを取り上げた本なのですが・・・ 2017年に読むと面白い!取り上げられたトピックスの多くが開発フェーズから実用化されているからです。特に、探査機はやぶさで話題になったイオンエンジンや、深海探査船ちきゅうの開発計画についてのトピックは、その活躍を知っている(当時からすれば未来の)視点で読むと感慨深くなります。(続きます)2017/06/24
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
1
古本屋で発見。1994年の本で、当時のことが分かる。2016/11/19