ブルーバックス<br> 人体改造の世紀―ヒトゲノムが切り開く遺伝子技術の功罪

ブルーバックス
人体改造の世紀―ヒトゲノムが切り開く遺伝子技術の功罪

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  • サイズ 新書判/ページ数 274,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062573290
  • NDC分類 491.4
  • Cコード C0247

内容説明

ゲノム研究の最先端を斬る、衝撃のリポート!金髪、ブルーの瞳、背が高く頭もいい…。望みどおりの子供がオーダーメイドで手に入る!?ゲノム解読が終了し、ますます高度化する遺伝子や細胞の操作技術は、ついに人体の改変を可能にしつつある。遺伝子導入、異種移植、臓器創出、再生工学、万能細胞、クローン人間…。続々と現実化する技術はいったいどこまで進展するのか。それらをどこまで使うか、私たち一人一人の決断が、人類の未来を左右する。

目次

第1章 ゲノムが生み出す遺伝子の改造(ゲノムからポストゲノムへ;一大プロジェクトのはじまり ほか)
第2章 臓器を改造する(ヒト細胞から作った「培養皮膚」;ペニスか、口か ほか)
第3章 クローン技術が作り出すヒト(「ドリー」はなぜあれほど衝撃を与えたのか?;体細胞と生殖細胞の違い ほか)
第4章 生命の誕生を操る(不妊という「社会病」;慶応大学が推進した「非配偶者間人工授精」 ほか)

著者等紹介

森健[モリケン]
1968年、神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。雑誌「Quark」「Views」(ともに講談社)で専属記者を経た後、フリーランス・ライターに。月刊誌を中心に活動を広げる。生命科学、コンピュータ、経済、医療などの社会事象を主な取材対象としている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/04/14

samandabadra

1
サイバーパンク小説とか読んでいる人間としては 非常に気になるところを非常に簡潔に説明してくれていました。 でも、現在はここからさらに進化しているんですよねえ・・・ おそろしや というか サイバーパンクの時代はそこまできているのかなあ。 2009/08/01

にがつ

1
読むのにちょっと難儀した。遺伝子に手を加える、というのはまさに倫理と欲望の綱引きだなあと思う。培養真皮がまるでかいわれ大根のように作られるのとか(私のイメージ)興味深い。遺伝子の実験に牛はいいけどヒトはどうなんだ的な記述があったけど、牛も微妙ではとも思う。ベクターという言葉、移植する臓器はブタの細胞を使う、脳死判定の難しさ、不妊治療でクローンで自分の子供、など年数は少し前の本だけどいろいろ知らないことはあるなあと。2017/09/05

平成六年のトラックボール

0
生命倫理。2012/02/14

mRNA

0
好奇心も欲望に変えられていくのだろうか。自然と人間は相容れないのだろうか。そのために科学は何をすべきなのだろうか。2009/10/28

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